文章にのせる想い、声にのせる想い | 大好きなnoterさんの"卒業"に寄せて
こんにちは、みつまめです。
今回は大好きなnoterさんの"卒業"をきっかけに、「表現」について考えた話です。
冒頭で大好きなnoterさんへの気持ちを暑苦しく語ります。
もしご興味がなかったら、興味のある項目まで目次からジャンプしてください。笑
大好きなnoterさんの"卒業"
私の「2022年によく読んだクリエイターランキング」TOP3に入るnoterさん。
2月末にnoteから離れる事を、先日発表(宣言?告知?)されました。
繊細な詩、ゆるゆるな日記、ちょっぴりダークで切なくて、おとぎ話のような雰囲気すらある過去の話
行間やちょっとした言葉選びからのぞく、彼女のゆるぎない「芯」の部分
辛いこと、理不尽なことも含めて、ありとあらゆる経験をされてきたからこそ選ばれた、表現の数々
私は彼女の世界観が大好きです。
大好きな彼女がnoteから去ることを知り、私は寂しい気持ちでいっぱいになってしまいました。
書くことが好きだと言っている彼女。
そんな彼女がnoteの世界に辛さ、哀しさ、諦め、絶望、そんな事を感じているのか。
彼女にそんな事感じさせた奴出てこい。
体育館裏に来いボコボコにしてやる。
なんて思ったり。
しかし、急にいなくなるのではなくきちんと「1ヶ月後」って発表(宣言?告知?)してから去るなんて。
理由もきちんと教えてくれるなんて。
なんて去り際の美しく、優しい人なんだろう。
とも思ったり。
感情があっちにふれ、こっちにふれ。
軽く混乱状態でした。
翌日彼女は、今回のことを声でも伝えてくださいました。
穏やかで優しいいつもの声から、これは彼女がnoteから"卒業"する、ということなんだと分かりました
未来に向かって踏み出す、軽やかな一歩
彼女が彼女の世界を守るために必要なこと
「私は振り返らないです」
これがもうたまらなく格好良くて。
彼女らしさが凝縮されている気がして。
彼女が去ってしまうことが寂しい気持ちは変わらないけど、彼女の声が何とも爽やかで、清々しい気持ちになりました。
彼女のことをますます大好きになりました。
===== 追記 =====
リンク許可頂きました。
私が大好きな「彼女」はちぃ。さんです。
ゴール発表(宣言?告知?)の記事
コメント数みてください。彼女の愛されっぷりがわかります。
文章で表現すること
私は生粋の文章オタクです。
小学生くらいからずっと活字中毒。
特に「おはなし」に深く入り込んでしまうタイプ。
エッセイ、小説が好き。
テーマや世界観が一貫している雑誌も好き。
論文とかも実は結構好き。
(テーマは当然一貫してるし、素晴らしい論文ってちょっと物語的なところがあると思う)
みんなが「感動した!」とか、「こんな情報を得た!」みたいに発信されるようなタイプの本には、手を出さないことが多い。
文章に関しては超偏屈なひねくれ者です。
(話題作は数年後に、気なれば読んだりはします。)
文章を書くのも好きだし、人より少し得意です。
物心ついた頃から、書くことが好き。
現在も仕事で毎日のように文章を書きます。
ただし、"私が好きな文章"を書く才能はありません。
こういうのって残念ながら、テクニックや努力ではどうしようもない領域。
"センス""内から湧き出るもの"と言ったらいいのか。
私がどんなに求めて、焦がれても、私の内からは出てこないのです。
とはいえ私は、自分のために書くnoteを通じて、「内から自然に出てくる文章」は書けるようになりました。
こんな内容誰が読むんだろう、なんて思うことが割とあります。笑
それでも、些細なつぶやきでも読んでくださるかたがいるということは、少しだけ誰かに、何かを届けられてはいるようです。
声で表現すること
noterさんたちが一斉にスタエフを始めたな、という印象を持った時期がありました。
(私の生息する界隈だけかもですが)
どうしてみんな、そんなに"声"での表現に熱を上げるのか。
私はこの人たちの"文章"が好きなのに。
何度でも読み返して、深く味わえる文章の方が、より伝わるのに。
本当につい最近まで、「この人から文章の表現を奪う"声"…許さん…!」みたいな気持ちになっていました。笑
私は、"卒業"されるnoterさんの最後の声を聴いて、文章では伝えきれない事が声では伝わるものなんだと感じました。
彼女の世界観が大好きで、彼女の魅力を十分に知った気でいた。
だけど、実は誤解も結構あったんだ。
私が知っていた彼女の世界は、"文章"で表現された世界。
"文章"では表現しきれない彼女の世界を、"声"を聴くことで違う角度から、より深く豊かに受け取れる。
noterさんたちがスタエフを始めたのは、声を選んだというより、声"も"選んだのですね。
あくまでも1つ表現の仕方が増えただけ。
こんな単純な事に、どうして気づけなかったんだろう。
よ〜く考えたら、スタエフに移ってnoteは一切辞めますって方はいなかった気もするし。
自分の思い込み、偏屈さ、嫉妬深さが恥ずかしくなりました。
大好きなnoterさんからもらった言葉
大好きなnoterさんから貰った言葉の中で、これって「私の世界」の表れなのかもしれない、と思えた言葉があります。
彼女はありとあらゆる事を、非常に深く受け取ります。
ちょっとした文章だけでも、不思議と彼女に伝わってしまう。
私の文章への入り込み方はなかなかのもんだと思っていますが、彼女は私以上。
いや、比較するのもおかしいかも。
私はただオタク的で変態的なだけであって、彼女は生まれ持ったものとしか言いようがない。
そんな彼女が私の文章を読んで、それに対して頂いた言葉だからこそ。
「私の世界」を表すキーワードが含まれているな、と感じたんです。
(急に名前に「振り返り系noter」ってサブタイつけて、びっくりさせてしまったのは大反省。ごめんなさい)
「自分のため」にnoteを書き続けたら、「私の世界」「私らしさ」が表れてきた。
私が憧れる世界とは少しイメージが違うけど、それでも「私らしさ」は確かに私の中に存在するのかもしれない。
私は「躁鬱人」で気分の波が激しい為、どれが本当の私なのか分からなくてずっと不安でした。
でも、こうして「私らしさ」が表れてきたということは、「本当の私」は確かに私の中に在るはずです。
彼女には感謝してもしきれないです。
次に進む方向が、少しだけ見えてきた気がします。
彼女に教えてもらった「私の世界」を進化させたい
この日の「SNS」って、実はstand.fmのことでした。
(正確にはSNSとは違うかも)
何も考えず衝動的に登録しました。
その時は、自分でもどうしたいのかよく分かっていませんでした。
でも、こうして彼女に寄せる自身の想いを整理したことで、朧げながら見えてきました。
noteと同じように、「自分のために」声を発したら、「私の世界」が別の角度から見えてくるかもしれない。
いままさに辛い、しんどいと思っている方が、「私の世界」に触れることで、少し気がまぎれるかもしれない。
私のnoteは、辛い、しんどい、生きづらいと感じている方に読んで頂ける事が多いです。
でも、今まさにしんどい時って長い文章は読めないものです。
自分自身の経験からよくわかります。
みなさまお気づきの通り、私の文章はめちゃくちゃ長い。
テーマはしんどい方向けなのに、しんどい方向けの表現ではないのです。
noteは徒然スタイルで書いていて、校正はほぼしないと決めています。
文章の長い私がそのまま書くと、3000文字は超えてしまいます。
少し想いが溢れてしまうと、8000字〜10000字とか、平気で書けてしまう。
そもそもwebの世界ではありえない文章量です。
しんどくない人もしんどくなる。笑
少し回復してきて、きちんと読んでみたい方はnoteの文章で。
今まさにしんどい方は、声を聞き流してつらさ、寂しさを紛らわせてもらう。
そんなふうに、表現方法の違いが生かせるんじゃないかな、と考えています。
実を言うと私は、"声"で伝えるのも割と得意な方です。
高校3年間は演劇にどっぷり。
大学時代も、オープンキャンパス時の案内放送のボランティアを頼まれたり。
集団指導の塾講師バイトもしていたし、教員免許も持ってます。
社会人になってからは、電話応対の声をお客様に褒められたり。
いまはプレゼンも、割と頻繁にしてます。
ただし文章と同じで、"私の好きな声の表現"が私にはできません。
「聞かせる」テクニックは持っていても、「聴いてもらう」センスはないというか。
説明的?授業的?と言ったらいいのか。
あと単純に声質が、かなり通るタイプ。
早口だし。決して癒し系ではない。
自分の声はあんまり好きじゃない。
でも、私のためにnoteを書いていたら「私らしさ」が見えてきたように。
私のためにおしゃべりしてみたら、「私らしさ」がより見えてくるんじゃないか。
そんな事を考えています。
noteからスタエフへのリンクは、貼るかどうか迷っています。
ちょっと前の私みたいに、がっかりしちゃう方がいるかもしれないし。
アロマテラピーの話はしようと決めてはいるんだけど…私の声、聴きたいですか?笑
とはいえ、まだプロフィール欄とテーマ、チャンネル名を練っている最中なので、初投稿前に「やっぱやーめた」となるかもしれません。
もし一向に音沙汰がないようでしたら、「上手く行かなかったんだな」と察してそっとしておいてください。笑
さいごに
彼女の"卒業"から私が受け取った事を、私なりに考え、表現してみました。
想いが溢れすぎて、しかもまた予想外な場所に着地しましたが。
大好きなnoterさんにあやかって。
ナチュラルに、自由に、時には直感で。
彼女が文章や声で表現し、私が受け取ったことを、私の中で進化させていきたいと思います。
最後になりましたが。
私の大好きな彼女が、これからも彼女の世界を大切に守っていけますように。
どこまでも自由でいられますように。
心から応援しています。
さらーっと戻ってきてくれたら、それはそれで嬉しいな。
こんなに暑苦しく長い文章、読んでいただきありがとうございました。
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