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HOPELESS ROMANTICKER バンドをやりたい奴は絶対に読んどけ‼️Vol.28
すまんすまん。
27で書いたように、ライブでした。
もはやライブをしたい!という気持ちは欠如してきており、付き合いで出るしかない状況に追い込まれたので出たのだが、どうも色々と合わないことが多々あり腹もたった。俺は第一線からは退いてはいるが、一円でもチケット代を取るならプロに徹するべきだと思っているんだが、
どうやら先方は仕事先の後輩連中に自分のカッコ良かった過去を現在に甦らせて、その後の飲み会に呼んでワイワイすることがメインであるらしい、、、
過去のファンに個人的に誕生日プレゼントを送ったり、チケットを半額にしたり、、、数日前に打ち上げに出るメンバー、スタッフ、ファンの人数を教えてくれ!と言われたり、、、
しかし、俺はもう大人だからね
心の引き出しのスッゲー深い場所にグッと押し込めて当日は笑顔で過ごしました。
もちろんうちのバンドは誰一人そちらの打ち上げには参加することもなく、、、
この手の問題はバンドやっていると必ず出てくるから
後々そのことについても書いていくので、記憶に留めておいてくれ
さて本日のテーマは前回の続きで
ライブハウスでライブをやる際の仕組み
ライブハウス(箱)でライブをやる場合、いくつかのパターンがある。
バンド結成初期はファンも少ないので、ライブハウスが主催する、色々なバンドを集めた対バン形式がスタートになるケースが多い。
箱側で、バンドの格やレベル、動員などを考慮して対バンを組む。
その際に、各バンドにチケットノルマが与えられる。
2500円チケットx20枚 21枚目から50%バックなどの条件だ。
つまりこの条件の場合はバンドは箱に、50000円は必ず支払わなくてはいけない。
21人呼んだ場合、2500➗2で、1250円がバンドに戻ってくる。
だから、60名くらいでトントンとなる。なのでこの条件は大赤字決定のクソ条件となる。
そのほかに、機材費用、録音費用、録画費用などが取られる。
この仕組みはお客が0で箱側が損することは絶対にないシステムだ。
売れないバンドはこのループから抜け出せず、いくつになってもノルマを達成できず、自腹を切ってライブをすることになる。
だから売れないバンドマンはライブをやればやるほど儲からないし、稼げない以上プロとは言えない。
この仕組みは本当に良くないし、箱側がバンドから搾取するビジネスモデルだ。
(とはいえライブハウスも経営が大変なので、お客を呼べないバンドがライブをすること自体が良くないわけだ。以前は箱が気に入ったバンドは客がいなくても客のいるバンドと当ててくれて、箱が育てたもんです。箱にお世話になったメジャーバンドが時々ライブをやってあげて箱にお金を落としてあげて、そのお金で若い子を育てるとかね。今はそんな粋なことは滅多にない。そもそも客2名とかでライブやろうって甘えが良くない。)
だからこそ、ノルマを超えるお客を初期段階から連れてくる必要がある。
そこはハッタリでも重要だ。
逆の立場に立って考えるんだ。初ライブで50人呼んできたら箱の人も君たちを覚えるし、他のバンドも君たちというか、君たちの客を欲しがって、対バン依頼が殺到する。
組んでくれる対バンの格も上がっていくし、他のバンドも他のバンドのお客を取りたいから、客の多いバンドは引っ張りだこになる。初期の頃はお客の数=そのバンドの力!とみなされる。(そんなことないのだが)
その次は、箱借りだ。
もうまるまる貸し切って、自分たち主催でライブをやる。
自分たちでバンドを集めて、自分たちがコントロールしていく。
チケットの額もノルマの枚数も、バック率も自分たちが主導でやることで搾取される側から抜け出すわけだ。
ここを任せられるスタッフがいると強い。
会食行かなくてはなので
続きは次回!
(こう見えて社長なんだよ><)