選択的夫婦別姓の問題点、まずは現行法がなぜできたのかを考える【批判コメントへの答え~近代の試練を乗り越えた現行法】(2021/10/24)
*批判コメントはこちらの動画より
*こちらの動画のノートはこちら
*今回は、上記動画にいただいた批判コメントと、それへの返答です。
・コメント①
他の国でも7割同姓で
落ち着くなら
日本でも変わらないか
もっと多いでしょう
だったら選択を認めては
いいのでは?
こんな事も変えられないのなら
いろんな規制改革も出来ませんよ
私たちオッサンは
それでいいと思いますが
・チャンネル主返信①
家族法は、国家、国民の根幹となる家族をつくってきた制度です。
技術的な行政改革と同列に語ってはいけません。
オッサンであれば、なおさら法改正は慎重に、その影響を考えなければいけません。
・コメント②
慎重さ
こんな問題で何年、国会で議論するんですか?
国家の根幹である天皇家の話なら
分かりますが
一般家庭でしょ
明治時代ぐらいまで
姓なんか無かった訳ですから
そんな大した事無いですよ
国会では
経済、国の防衛
コロナ出てきた課題
やるべき事がいっぱいですよ
素人でも分かるのに
・チャンネル主返信②
その一般家庭の意志によって、天皇を象徴とする国家は成り立っています。
戦国時代は究極の地方分裂、江戸時代は地方分権の時代です。戦国時代にはキリスタン大名が出現するなど、外国勢力の干渉も一定の成功を収めていたのです。
それでも江戸時代は事実上の連邦制でなんとかなりましたが、明治以降とは、国際情勢が全く異なります。
すくなくとも明治以降の制度によって、欧州の植民地支配を免れ、敗戦を被りながらも、日本列島を一つの国家として維持できたのです。その根幹となる制度に慎重になるのは当たり前です。
たしかに、おっしゃるように喫緊の課題はいっぱいあります。
であれば、現状を急いで変更しようとする選択的夫婦別姓論側こそ批判されるべきです。
*参照情報、素材ネタ
戦国時代(日本)
江戸時代
日本
日本の領土をめぐる情勢(外務省)