選択的夫婦別姓の問題点~あえて功利主義、個人的利便性によって批判する【コメント紹介、選択的夫婦別姓に個人の幸福・思想信条は守れない】(2021年10月14日)
今回は、2つのコメント紹介を通して、選択的夫婦別姓を、あえて推進派の視点である功利主義、個人の利便性で考えます。
選択的夫婦別姓の批判を、あえて縛りプレイで行いました。
コメント紹介
【コメント1】
うちも臨済宗建長寺派で菩提寺も、 宝永より続く墓もあります。大坂城陥落→江戸幕府で関東に移動→宝永から本家より分家です。
家族は同じ家という概念の元生きておりますし、そう簡単に家名を変えるのは先祖に対してバチ当たりです。そんな家の存続に弊害となる法律は個人的に不要です。墓に家紋を2つ入れるのでしょうか。
その他別性は様々な不都合や問題と危惧される事柄が満載で必要ないと思いますが、個人的な理由の1位は心情的な物になります。
それから、社会の中で生きるという事は すなわち多少の我慢は付き物という事です。様々な人が生きている訳ですから当たり前です。田村さんもそうですが別姓を本気で主張している方々は 根本的に社会より個人に重きを置いている気がします。
ちなみに私も「不利益はある」と回答。時間の指定は無く、また、未来的に社会的に有ると思うので。社会的にあるという事は 巡りに巡り自分に不利益をもたらします。
以上です。
応援していますので頑張ってくださいね。
〈コメント1への回答〉
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおりだと思います。
個人の都合を追求すれば、当然、他者の都合と衝突を起こします。
じつは、彼らの動機こそが、そのままこちら側の動機にもなる、という点は、冷静に考えていただきたいものです。
選択的夫婦別姓推進派には、自分の姓や家が消されたくないという、一見するとお家存続を意識したかのような理屈を言う人がいます。
ですが、選択的夫婦別姓では、たとえ「選択」であったとしても、世代を重ねれば、一つの家が空中分解してしまうことが目に見えていますよね。
応援いただきありがとうございます。
もうすこしだけ、選択的夫婦別姓をテーマにしてがんばってみようと思います。
【コメント2】
選択的夫婦別姓の不利益
①血の繋がった親子関係の証明として住民票(続柄あり)などではなくわざわざ戸籍を取得しなければいけないという点。
②という事は、別姓である他の家族の本人確認の為にダブルチェックなどで各家族の身分証などを用意しなければいけなかったりする可能性がある
③届け物のハンコなどを複数用意しなければいけない。
④別姓の子が〇〇家の墓に入る事が出来なくなったり、個人個人で墓を建てなければいけなくなったりする可能性がある。
〈コメント1への回答〉
ご指摘いただき、ありがとうございます。
これは目から鱗でした!
①から④まで、個人の利便性を損なううえに、思想信条まで損ないますね。
また、夫婦や家族で暮らす以上、たとえ「選択」であったとしても、その時点で個人間の対立を惹起することは目に見えていますよね。
選択的夫婦別姓が、家のつなながりを破壊するだけでなく、個人の幸福すらも破壊しかねない制度であることがわかります。
*今回紹介したコメントは以下の動画でのコメントです。
*今回の動画で紹介している功利主義(合理主義)の危険性については、竹田恒泰先生の動画を参照
ひろゆき氏の皇室をコスパで語る危うさ。~功利主義の落とし穴~|竹田恒泰チャンネル2