手づくりのコンサートを終えて
先日、「子どもの世界」というテーマでのコンサートを無事に終えました。
その中で「沢山の人に支えられてできたコンサートだったこと」を改めて再認識することとなりました。携わってくださった皆さま、ありがとうございました。
共演してくださった声楽家の方と、試行錯誤しながら挑戦した第2弾。
今回のコンサートは1曲目ですぐにその世界観に浸って頂けるように…「音遊び」をやってみました。
そうやってできたのが、「学校のチャイムによる変奏曲」というオリジナル曲でした。学校のチャイムを、調性によって性格を変えながら変奏してゆく…という、完全に音遊びから生まれたものですが、沢山の方に「面白かった」というお言葉を頂き、安堵している所です。その後も「童心に帰れるような暖かな曲」をテーマに、童謡、唱歌、クラシック、オリジナルなどでプログラムを編んでいきます。
90分のプログラムでしたが、可愛らしい曲、懐かしい曲、暖かな曲、ノスタルジーを感じる曲…全体としてはコンパクトな作品が多かったかもしれませんが…コンパクトな作品とはいえ、それぞれ一手間もニ手間もかけて作り出していた作品達。
それらがどのように、いらしてくださった方に届いたのか…それは聴いてくださった方にしかわかりませんが、聴いてくださる方がいてはじめて「音楽」となる。演奏者だけでは成り立たないのが、「音楽」の世界なのでしょうね…。改めて「沢山の方に支えられた」という事を感じております。
「手づくりのコンサート」という表現を敢えてしましたが…年末に向けてせわしなく時間が過ぎてゆく中で忘れかけている事を、一手間二手間かけていく中で再認識させられた期間だったのかな…と感じました。
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