みさおとふくまる
最近買った本
伊原美代子さんの「みさおとふくまる」
耳の遠いみさおさんと、耳の不自由な猫の日常を切り取っただけの写真集なんだけど、ページを開けた瞬間に魔法のように部屋中が麗かで穏やかな風の香りに満たされます。
自然との共存や環境など様々な深刻な問題を見直す為のヒントが詰まっている、という見方も出来るけど、難しい事は置いといてただひたすら冬の陽だまりのような優しさに包まれる素敵な写真集です。
ふくまるの瞳は「頑張り過ぎなくてもいいんだぜ」と諭しているようで、心が疲れた時につい開いてしまう本になりそう。
やっぱね、人は一人じゃダメなんですね。きっと。