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「好き」の形は人それぞれ

今回のツアーでは、KnightAでは初めて、グッズとしてメンバーのぬいぐるみが販売されました。
ぬいぐるみはとても人気があり、私達も絶対欲しいねと購入を決定。
私はそうまくんの、娘はしゆんくんのぬいぐるみ(ぬい)をお迎えしました。

ぬいを入れて持ち運ぶためのケースを探しに、今日、娘と100円ショップにいきました。
お店にはぬいぐるみのお洋服がいろいろ売っていました。娘がかわいいケープを見つけて、自分用に黒と、私用に黄色っぽい色のを選んでくれました。

私は、2人に着せて一緒に並べて写真撮ったらかわいいだろうなぁ〜と、わくわくしながら帰りました。

帰宅して早速それぞれのぬいにケープを着せた所までは良かったのですが…
何故か、ふたり並べて写真を撮りたい私に対し、娘はとても嫌そうな感じです。

気持ちを聞いてみると、このぬいの顔をSNSに投稿して欲しくない、と。

私は本当に驚きました。私のお友達たちはみんな、ぬいを可愛く撮ってTwitterにアップしているし、お友達同士で一緒に出かけた時にはそれぞれのぬいを並べて写真撮るのを楽しんでいるので、まさか一緒に写真を撮りたくない人がいるとは!完全に想定外でした。

2人のぬいを並べて撮ろうと思った写真は、娘によって切り取られ、マントの端しか写ってない!これでは可愛さも半減で、私はとても残念な気分になり、娘にもそれを伝えました。

娘に切り取られた画像。
左に僅かにケープの端が写っている。


その後少し話をして、SNSにあげるのが嫌だ、ということだったので、あげないことを条件に、最後に1枚だけ、並べて写真を撮らせてもらいました。この写真はとてもかわいくて、私の宝物に加わりました。


その後何時間かたち、少し落ち着いた私は、ふと娘の気持ちを考えてみようと思いたちました。

自分のところに来てくれた大切なぬいの顔を誰にも見せたくない。それは私の好きとは違う表現ですが、それもありなのではないかと。

娘がそう思うなら、理屈抜きでそれを尊重し、大切にしてあげたいなと、今思いました。

私たちは仲良く一緒に推し活をしているようでも、微妙なずれは日々発生します。自分に余裕がある時はそれを笑って受け入れられるのですが、身近な家族同士なだけに、時には微妙な雰囲気になることも。

「うんうん、それもいいよね」と、おおらかに受け止められるだけの度量を持ちたいなと、改めて思ったのでした。


子育ては親育て、とはよく言ったものです。私にとってこの活動(「推し活」という言葉はあまりしっくりこないが他に表現のしようがない)は、自分を成長させる場でもあったのだと、改めてそうまくんとの出会いに感謝することになりました。

これからも色々な気持ちを味わいながら、娘と共に楽しんでいければと思います。

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※お友達とランチに行った時などにぬいぐるみを並べて写真を撮るのは是非お願いします、との事でした。


○KnightAのグッズは、以下のオンラインストアにて購入できます。


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