カメラ遍歴を振りかえる
とある人に、なぜ写真を撮るようになったのかを聞かれた。
そういえばどうしてだっけ、としばし記憶を遡る。
最初は友達と旅行したときに、普通に撮る程度だった気がする(…とここまで書いて昔の写真を振り返ったらそうでもなかった。旅先の写真めっちゃ撮ってた)。
でも、いまみたいに写真を撮るために出かけることはしていなかった。
元々「残しておくこと」と「見返すこと」が好きだったわたしは、写真にハマる要素を持ち合わせていたのだろう。たぶん。
聞かれてから、ふといままでどんなカメラを使ってたっけと気になって調べてみた。
とはいえ、あまりに古いものはたぶん残っておらず、代々データを引き継いでいるMacに残されていた写真から推測する。
きっと長くなるであろうことが予想されるので、ここで引き換えるもよし、途中まで読んで投げ出すもよし。どうぞ気楽に、ご自由に。
FUJIFILM FinePix F410(2003〜2007年ごろ)
残っているデータの中で一番古いコンデジ(だと思われる)。
おそらくカメラは父が買ってくれたものか、父のものを譲り受けた可能性が高い。
子どものころは、父がフィルムの一眼レフで写真を撮っていた。そういえば、あのカメラはどこへ行ったんだろう。
この時は一眼レフなんて頭になく、ただ写真を撮ることが楽しかった。
ISO、シャッタースピード、絞り値なんか知ることもなく、オートで撮っていた記憶しかない。でも、このデジカメの写真の色合いも好みだった。そのせいなのかは覚えていないが、それなりに長いこと使っていたようだ。
当時、お金があったわけでもないから、単純に買い替えられなかったという話がありそうな気がするが、覚えていないから好みのカメラだったということにしておこう。
FUJIFILM FinePix F50fd(2007〜2008年)
写真をピックアップしていると、昔もいまも似たような場所に訪れているんだなと実感する。そして、意外にレアな写真が残っていたりもして面白い。
そして、このカメラの使用期間が一年ほどと異様に短い。
この時もほぼオートで撮っていたと思われる。
カメラが変わったことで、解像度が上がって綺麗な画像になってきた。夜景はISOが自動で高くなっているせいか少し粗いものの、かなりよく撮れている。それに伴って、当然写真のデータも重くなってきている。
このときは、まだボケる写真が撮りたいというような欲求もなく(そういう知識もなかったというほうが正しい)、ただ写真を撮っていた時代。でも、京都へ行ったり藤まつりへ行ったりと、写真のための外出が少しずつ増えてきた模様。
FUJIFILM FinePix F60fd(2008年〜2009年)
これも1年くらいしか使っていない。
この時代はまだガラケーが主流で、わたしは割としょっちゅう機種変をしていたから、新しいコンデジが出ると飛びついていた可能性がなくもない。
ただ、この辺から撮る量が激増しはじめていた。目についたものを手当たり次第撮っている感が強い(…いまもか?)
写真の量から分かるように、とにかくいろいろ撮っていた。
それでも、友達とどこかに出かけた時に撮る写真がまだ圧倒的に多い。この時は旅行にもよく行っていたから、旅行先の写真も多数。
携帯の写真は、いまみたいに鮮明には撮れなかったのもあって、コンデジはわたしにとっては必須アイテム。小さいから荷物にもならないし、という理由でよく持って行っていた。
まあ、いまとなってはカメラは重かろうがなんだろうが持っていくけれど。
Nikon Coolpix P50(2009年〜)
ここから長年使ってきていた富士フイルムからニコンへ鞍替えしている。実は理由はあまり覚えておらず、カタログか店頭で見て気に入ったからとかだったのかもしれない。
ただ、これも1年足らずしか使っていない。どうやら上のFine pix F60fdと併用していた記録があるから、こちらの方が気に食わなかったのか。自分自身の思考が謎である。
この伊勢神宮旅行の時に、弟の一眼レフを借りて出かけた。
コンデジと一眼レフの併用である。弟が一眼レフを買ったのを見て、少し興味が湧いたのだ。なにも分からないまま、とりあえずシャッターを切っていたが、そのときの画像の綺麗さと、うしろのボケに感動した記憶がある。
ただし、このカメラはわたしにとっては非常に重く、持ち歩くのが一苦労だったのもあって、すぐに一眼レフがほしいとはならなかった。
FUJIFILM FinePix S200EXR(2009年〜2013年)
このカメラが、一眼レフを持とうと思った一番のきっかけになった。わたしはこれがとても好きで、富士フィルムの持つ色合いが大好きだった。
このカメラはいわゆる一眼レフではなく、一眼レフ風のコンデジと言ったほうがいいかもしれない。なぜなら、レンズ交換ができないからだ。
代わりに、30.5mm~436mmをカバーした上でマクロ撮影も可能という万能さだった。
かなり昔の機種のせいで、もうページ自体はないものの、プレスリリースが残っていた。
ハワイに行った時、すでにD5200は手に入れていた状態だった。
どちらを持っていくか散々迷い、買ったばっかりで設定もまだ十分ではなく、慣れていないカメラを持っていくのを躊躇して、富士フィルムのカメラにした。
とてもいいカメラだったといまでも思っているが、デメリットを挙げるとすればシャッターが切られるまでのタイムラグ。どうしてもワンテンポ遅れることが、撮っているうちに気になってしまった。遅れる=状況によってはブレやすいとなるのが、写真をたくさん撮るにつれて気になってきたのだ。
NIKON D5200(2013年〜現在も時々使用中)
そしてようやく一眼レフを手に入れるのである。
D5200で撮った写真は散々載せているので割愛。
このカメラを買うのに、半年以上悩んだ。電気屋に何度も足を運び、店員さんに話を聞き、カタログをかたっぱしから見てどれがいいか思案した。
このとき、本当は最初Canonを買おうと思っていたのだ。
富士フィルムにしなかった明確な理由は特にないのだけど、わたしのなかで一眼レフといえばCanonとNikonというイメージがあったせいだと思う。ほかにもいろいろメーカーがあるのに、いま思えば視野が狭かったなと思わないでもない。が、そんなのはいまさらである。
それはさておき、直前までCanonを買おうとしていたわたしがなぜNikonにしたのか。
シャッター音がとてもしっくりきたから。
それだけ。
本当にそれだけ。ピンときたと言い換えてもいい。
正直なところ、スペックとしてはどちらを選んでも大差ないと色んな店員さんに説明されていて、持った感じもそこまでの違いはなく、決め手に欠けていた。
そこでシャッターである。
それを切ってみた感触が、Nikonの方が圧倒的にしっくりきたので、あんなに悩んでいたのに、そこであっさり決めた。
そして、D5200を買ってから写真のこと、カメラのことをちゃんと知ろうと本を読んだり、実践したりと取り組みはじめた。そこからどんどんと沼にはまっていき、長いこと使う結果となったのである。
余談だが、D5200と並行して使っていたコンデジがある。
NIKON COOLPIX S9300とOLYMPUS STYLUS TG-3 Toughだ。
旅行に行く時に、しばらくコンデジと併用していたのだが、いつの間にかしなくなった。ただ、オリンパスのコンデジはまだ手元にある。
その理由が「水の中で使えること」だ。
海に入る旅行の時にとても重宝する。が、最近はあまり出番がない。広角レンズに切り替えると結構面白い写真が撮れるのと、彩度高めな写真が撮れて意外と楽しいカメラでもある。
とはいえ、一眼レフに慣れてしまうとついそちらばかりを使ってしまうのだ。
NIKON Z6II(2021年〜)
現在のメインカメラ。
こちらも写真はすでに載せているので割愛。
わたしにとって、とてもいいカメラ。
まだ試行錯誤している部分も多くあるけれど、撮っていてとても楽しいカメラとレンズだ。
目下のところ、もう少しレンズがほしい。
分かってはいたがフルサイズのレンズはどれも高い。正直、すぐに手が出るような値段ではない。
いろんな人の写真を見るようになったが、このレンズ持ってるのが羨ましいと思うことも多々ある。
羨んでも仕方がないので、手持ちのレンズでどう表現するかが現状の目標でもある。こつこつお金を貯めて頑張ろうとも思っている。
それにしても、写真を撮りはじめて19年も時が経っていることに驚いた。
そんな長い間撮っていたとは思っていなかった。なんの根拠もなく、せいぜい10年くらいだろうと思って振り返ったらとんでもなかった。一眼レフをはじめてからは10年ほどだけれど。
などと言っていたらこんなに長くなってしまった。
最後まで読んでくれた人がいるかどうか分からないけれど、もしここまでたどり着いてくれた人がいるのならば、心から感謝を。
写真って楽しいなと思ってもらえたなら、なおうれしい。
instagramもゆるりと更新中。