たびごころ。〈松島〉瑞巌寺・円通院
さて、福浦島巡りを終えて向かった先は瑞巌寺。
前回の福浦島はこちら。
日差しは弱まることなく照りつけて、体力を余分に持っていかれる。日傘様々。荷物にはなるけど持ってきておいて本当によかった。
さて、目的地の瑞巌寺までは船着き場あたりからさほど遠くもない場所にある。
入口は撮り忘れた…と思う。
そして鰻塚とはなんだろう。
右側に見える道は封鎖されていて、あまり近くでは見られない。
危険だからなのか、コロナだからなのかは不明。時期的には後者なのかな。
これだけ岩を掘るのは大変だっただろう。
見ていると崩れ落ちやしないかと不安にもなる。
調べてみたら、ここは洞窟遺跡群と言うそうだ。供養場として使われていたとのこと。
どことなく静寂で満ちている空間。
緑が生い茂っていて分かりにくいが、奥に階段が見える。どこへ通じていたのだろうか。
少し陽が傾いてきた?
ちょうど飛行機雲が通った空を撮る。
瑞巌寺はとても広い。
本当は拝観料を払って中に入りたかったけど、時間的に見きれないだろうと判断して諦めてしまった。また旅行ができるようになったら、今度はもっとゆっくり回りたい。
拝観を諦めたので松島海岸駅へと向かう。
その途中に、庭園らしき緑が見えて立ち止まると、円通院と書かれていた。
その門から見えた庭園の景色に惹かれて、ふらっと立ち寄る。
庭園ならばそんなに広すぎることもなかろうと、拝観料を払って中へ。
広がる緑が癒される。
暑いことには変わりないが、予想以上に素敵な空間で入口でしばし佇む。
木漏れ日がやわらかくて綺麗だな。
庭園の詳しいことは知らないのだけど、石の配置とか何か意味があるのかもしれない。
打ち水でもしたのか、石畳が濡れている。
この景色、とても素敵でわたしの写真ではうまく伝えきれない。やっぱり緑はいい。
丸窓からの景色も撮りたかったけど、ずっと陣取っていた人がいて撮れなかった…残念。
もう少し違う角度からも撮りたかった。
気を取り直して先に進むと、逆光に照らされた階段が。わたしが好きな感じの景色だ。
人が来ないのをいいことに、シャッターを切りまくる。丸い木漏れ日が、幻想的なのもいい。
似たような写真ばかりになった。
(個人的にはどれも違うのだけど)
階段を登った先に本殿があり、そこから左手に抜けると薔薇などが咲いている花壇に出る。ちょうど二番花が咲く時期だったのか、薔薇はとても綺麗に咲いていた。
花を撮ろうとしたら、体の周りを蚊が飛び回っていたから早々に退散。ほとんど撮れなかったのは悔しい。
唯一それなりに撮れたのが桔梗。
紫の花びらが光に透けている。そういえば、桔梗の花を見たことはほとんどなかったかもしれない。
そろそろ時間もなくなってきたので出口へ向かう。出入口の横に社務所があって、おみくじが置いてあったので、何となく物は試しと引いてみる。
いつも凶かよくて小吉あたりなのに、なんと大吉が出る。
良いことも書かれていたから、大事にしまって持ち帰ることに。とても嬉しい。
円通院を出て、しばらく歩くとお昼を食べたお店がある広めの通りに出る。
ここで、牡蠣やイカなどの海鮮を焼いているお店があったことを思い出し、寄ってみることに。今回、食べるのをギリギリまで迷っていた牡蠣(次の日に何かあったら困るから)。でも、やっぱりすごくおいしそうだったので、買うことに。
この時期が旬の岩牡蠣。
焼き牡蠣をいただいた。
めっちゃ大きい。
そしてめちゃめちゃおいしい。
疲れてたからよりおいしく感じられたのかもしれないけど、今まで食べた中で一番といっていいほどおいしかった。
牡蠣を食べて少し休憩したら、今度こそ駅へ。
休憩なしで歩きまくった。
さすがに疲れたけれど、とても楽しい時間だった。今度はゆっくり、ちゃんと旅行に来たい。紅葉の時期はとても綺麗そうだから、もう少し状況が変わってるといいと切に願う。
帰りの電車は爆睡。
でもいい時間を過ごせて大満足な松島の1日。
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