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東京さんぽ/2021年9月 新宿御苑 #1

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曼珠沙華が咲いているのではと思い、新宿御苑へ足を伸ばした。
御苑よりも有名な場所がたくさんあるだろうけど、わたしのいる場所からは大体が行きにくく、近場といっても差し支えない新宿御苑を選ぶ。
咲いていれば代々木公園とかでもいい。あるのかな?

さて。
その日は、たまたま下北沢に用事があって立ち寄っていたので、いつもの大木戸門ではなく、久しぶりに新宿門から入園。
やっぱりこちらの方が人は多い。
きっと、この日はとても暑かったけど綺麗に晴れていたから、公園に行こうと思う人が多かったのだろう。気持ちは同じだから分かる。

芝生の上で寝転んでいる人たちを見つつ、日本庭園の方へ。

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どんぐり落ちてる。
無性に拾いたくなる気持ちはあるが、時々中から虫さんがこんにちはするので大人になった現在は迂闊に触らないことにしている。

この日は日差しが強すぎる上に真夏かってほどの暑さ。日傘も持たず、日焼け止めも塗らなかった己を呪う。
ということはさておき。
日本庭園を抜ける間に、ピンクの小さな花が咲いて風に揺られている。

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かわいらしい萩の花。
おはぎの萩はここから来たと最近聞いた記憶がうっすらと残っている(真偽は不明)。

いつもは写真を撮って通り過ぎるところだが、今回はなるべく花の名前を控えておこうとプレートを探す。こういうときに分かるようにしてくれているところがとてもありがたい。

萩の花を撮って目線を前に向けると、見覚えのある赤い花。

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目的だった曼珠沙華が咲いている。
しかも綺麗な満開だ。
多分、名称は彼岸花が正式で曼珠沙華は別名だったか。お彼岸の頃に咲くから死人花なんて呼び名があったりもするらしいが、個人的にはとても美しいと思うし、好きな花のひとつだ。

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明るめにして撮っても綺麗。
露出アンダー気味に撮る人の写真もとてもかっこよかったけれど、明るめもいいと思っている。

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大量に咲いているわけではないが、こういう場所がいくつか存在している。

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露出を抑えめにして撮影してみたところ。
こうすると、曼珠沙華の赤がより際立って美しい。怖い美しさという感じもする。

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あまり理解され難い気がするが、花が枯れて萎んだあとの姿を撮るのが結構好きだったりする。アジサイ然り、この曼珠沙華然り。
なんだろう。

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ヤブラン。
遠目から見ると、紫色の粒々に見える小さな花たち。
引きの写真は失敗した(というか、撮った写真で成功する確率は高くない)。

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百日紅と台湾閣。
夏の花といえば百日紅というイメージなのだが、さすがにもう終わりかけ。外は暑いけれど、確実に季節は秋に向かっている。

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アツバキミガヨラン。
初めて名前をきちんと見た。下向きに咲く様がクリスマスローズみたい。

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このバラは名前を控え忘れました。
整形庭園は秋薔薇が今後見ごろになってくるはず。赤、黄色、白、紫の色とりどりの薔薇が咲いているのはとても綺麗。一番の見ごろは多分5月のはじめなのだろうけど、秋薔薇もいい。

いつも長くなるので、いったんこの辺で。


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