たびごころ。〈京都〉伏見稲荷大社 後編
大晦日ですね。
掃除は一応見える範囲ではそれなりに終わらせ、なんとか新年は迎えられそうにはなっている。まだ掃除が残っているところはあるけど。
わたしは“田舎に帰省”というイベントがなく、ほぼ毎年、年末年始は東京で過ごす。コロナの前はカウコン行ったり、深夜に初詣に行ったり、ときには旅行に行ったりしていたが最近ではそれもなく。
そんな普段とたいして変わらない1日を過ごしつつ、ノリで行った京都旅行の最後。
少し写真が多めですが、暇つぶしにどうぞ。最後は可愛い子たちの写真で埋めています。山頂までの道のりはこちら↓
四つ辻からぐるりと一周するつもりだったから、来た道とは違うほうへと降りていく。当然、こちらから登ってくる人もいて、みんな息を切らして一歩ずつ登ってきている。
心の中で「あと少しがんばれー」と声をかけつつ。
そういえば、例の修学旅行生たちは結局山頂で落ち合えたようです。
追いかけていた子達は多分山頂まで登るつもりはなかったんだろう。ぐったりはしていたけど、楽しそうだったからいい思い出になるんじゃないかな。帰りは会わなかったから違うルートだったのかもしれない。
山登りは登りよりも下りのほうがキツイとよく聞く。
膝や足に負担がよりかかるからだ。
ただでさえ登るときに酷使した足で、また同じ時間下るのだから当然疲労度は半端ないのだ。
この先に見えた「眼力社」と呼ばれる神社にいたお狐様がとても好きで、多分伏見稲荷大社でかなり撮影時間を取った場所。
この辺までは暑かったのだけど、日陰で写真を撮っていたらあっという間に体が冷える。脱いだウルトラライトダウンをもう一度着込み、撮影再開。
撮っている間にも通りかかった人がお狐様を見て写真を撮っていく。
なかなか見ない姿だから、気持ちは分かる。
設定は変えていないはずなのに、なぜかこの場所だけ全体的に濡れたような写真が撮れた。そのせいか、お気に入りの写真も多い。
見返したらお狐様ばかり撮っていたから、ここへは枚数を絞って載せる(全部載せていたら確実に飽きる)。
満足するまで写真を撮り、お腹も空いたなと思ったところで下り再開。
結果として、この道を選んで良かったと思う出来事があるのだけど、それにしてもわたしはどこで道を間違えたのか、いまだによく分かっていない。
このお狐様を撮った矢先、にゃーという声が聞こえて視線を下にずらすとにゃんこの集団が。慌ててカメラを犬猫モードに変えてシャッターを切る。
この道を通らなければ、出会えなかった猫たち。
なんという幸運。
シャッタースピードはそこまで遅くはなかったはずだけど、にゃんこのほうが上手だったということで。
猫はいいなぁ。
にゃんこは懐っこい子が多くて、運が良ければ撫でることもできる。
もちろん無理強いはよくない。
きっとここのお茶屋さん(お土産屋さん?)で飼われているのだろう。伏見稲荷大社ににゃんこがいるとは盲点だったけど、嬉しい出会い。
この時点ではすでに疲れ切っていて、お昼を食べてゆっくりすることに。
行きたかったお店が祇園にあったから、電車で移動……の前に、伏見稲荷のモケケがほしくてお土産屋さんを物色。
でも、人気なのか数が少ないのか、結局見つけられずじまい。ほしかったな、お狐様の耳がついたモケケ。
お昼は「祇園ビストロ 丸橋」。
ハンバーグ、絶品でした。平日で遅めの時間だったのに並んでいた理由がよく分かる。次もまた行きたい。
このあと、足が限界で観光をやめて足ツボマッサージへと向かう。
さすがにカメラとレンズに飲み物の荷物は重かった。
その後はホテルに預けてあったお土産やらの荷物をピックアップし、京都駅の中村藤吉カフェでしばしの休息。
2日目は結局東福寺と伏見稲荷大社の2つのみだったけど、これが体力の限界。
他にも行きたい場所はあったけど削ってよかった。
伏見稲荷大社、結果としては登ってよかったと思っているけど、次は登らなくてもいいかなくらいには疲れる(笑)
そんな京都のひとり旅はこれにて終了。
ひとり旅なりの楽しさはあるけれど、やっぱり誰かと共有したい気持ちも強い。次に旅行へ行くときは、誰かと一緒に行きたい。
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