東京さんぽ/2021年9月 早稲田
花手水というものを何年か前にに知ってから、見てみたいと思いつつ、どこで催されているのかよく知らないままでいた今年の初秋。
どうやら早稲田の法輪寺に花手水があるようだと知って、散歩がてら寄ってみることに。少し遠出になるので、今回は自転車での訪問。
ちょうど向かい側には穴八幡宮がある。
法輪寺がこの真向かいだとはついぞ知らなかった。申し訳ない。
入口は写真を失敗したためなし。
今回は単焦点レンズのみで撮影。
さっそく花手水を発見。
秋色っぽい。
他の人の写真ではもっと素敵に映っていたのに、思ったように撮れないのがもどかしい。
鉄風鈴の音色が、ゆるい風に揺られて涼やかな音を立てる。
わたしは硝子ではない、この鉄製の風鈴がとても好きだ。
この花手水の手前には曼珠沙華が植えられている。
奥の柄杓にはかわいらしい絵が描かれていたり、置物が添えられていたりして遊び心にあふれている。
龍のお顔。
水晶にピントが合っていて、龍は若干ブレてしまった。
奥に進むと、本殿の手前にも小さな花手水(水の入った器に花を浮かべたもの)がいくつも並べられている。さすがに、お賽銭を入れる目の前でカメラを構えるのはどうなのかと思って撮らなかったのだけど、撮影禁止とは書いていなかったから多分撮ってもいいのだろう。
その横や通路には、ビー玉やカラフルな硝子のようなものが水の中に入れられていて、太陽の光にきらきらと反射している。
日が落ちる少し前。
西に傾いた太陽の光を浴びた紅葉は、まだ青々としていて秋の風景は感じ取れない。
本殿から左側に行くと、ピンクの花手水がある。
こちらは華やか。
その反対側にも同じ色合いの花が浮かべられている。
夕方なので少し暗め。
この辺りでかなり蚊に刺されて、蚊取り線香が焚かれていた入口の花手水へ戻る。
だいぶ日は傾き、曼珠沙華に光が降り注ぐような光景に。
わたしの技術力の問題なのだが、なかなか光芒の写真は撮れないので幸運だった。
ついでにこんな風にも撮ってみた。
花手水を撮りにきたはずなのに、気づけば曼珠沙華ばかりを撮っている。花が変わったらまた来てみようかな。
せっかくなので、法輪寺の目の前にある穴八幡宮にも寄っていくことに。
なにもない時期だからか、さすがにほとんど人はいない。
ここは有名な神社なので、お正月なんかはとても混んでいる。その時期は一度くらいしか行ったことないけれども。
狛犬。
我ながらよく撮れた(自画自賛)。
このところ、動き出す時間が遅いせいで撮りたい写真が撮れなかったりする。
早起きして、早く身支度すればいいだけの話なのだけど。
一度怠け癖がついてしまうと、取り戻すのはなかなか難しいというお話。
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