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たびごころ。〈京都〉永観堂 お堂編

京都が好きだ。
コロナの前はかなりの頻度で訪れていた。
それが行けなくなって早2年。
今年、行く予定なんて全然立ててもいなかったのに、気づけば予約をしていた。

予約は旅立つ2日ほど前。
こんなに直前に予約したのは出張以外では初めてだ。
急に決めたものだから当然誘う人はなく、こんな時期なこともあって初のひとり旅。

今回行くに当たって、絶対に外したくなかったのが永観堂と東福寺。
昔、紅葉の時期に一度だけ南禅寺と永観堂に行ったことを急に思い出したからだった。ちょうど見頃の時期でとても美しかったのを覚えている。
まだ、外国人観光客も日本の観光客もここまでではなかったなと思い、いつだっただろうと調べてみたら10年近くも前のことだった。ときどき、時間の流れが早すぎて怖くなる。

前置きが長くなるのもなんなので、まずは永観堂から。
京都は東京に比べて寒いことは知っていたけど、昼間でも空気が冷たい。

うつくしい紅葉。
色が違うように思う。
見渡す限り赤い。

この日は休日だったから覚悟はある程度していたが、予想以上に大混雑。
まあ、仕方がない。
天気が良かったことを喜ぼう(基本的に旅行に行くとよく雨が降る)。
あと拝観料高すぎやしませんかね…?
さすがというかなんというか。

景色が綺麗だから拝観料が高くても仕方がないかもしれない。

拝観料を払ったら中に靴を脱いで中へ。
ヒートテック靴下を履いていても伝わってくる床の冷たさよ。
真冬じゃないだけマシだけれど。

入り口を入ったところ。
紅葉が鮮やか。
窓越しの紅葉。

そういえば、京都自体に行くのは多分3年ぶり。
前回は初夏あたりに行ったから一面緑の世界だった。

人がいないように見えるのは、立ち入り禁止のところを撮っているか
人がいない瞬間を狙って撮っているかのどちらか。これは多分前者。
東京とはやっぱり色が違うなぁ。
お庭。
ここからズームすると
門越しの紅葉。
この門の透かし模様がとても素敵。
相変わらず微妙にナナメる。
人がぞろり。

この写真に写っている五色幕は、「何か催し事をやっていますよ」ということを知らせるためのものらしい(超ざっくり記憶なので曖昧)。
初めて知った。

定番構図?
こんな写真をよく見かけた。
ここの場所は立ち入り禁止になっていて人がおらず、落ちた紅葉が綺麗に敷き詰められている。
見事なり。
横バージョン。
本当に、息を呑むほど美しい。
明暗差が大きいけど、これはこれで。
お気に入りの一枚。
五色幕の色もちょうど赤とオレンジで紅葉の色。
どこかで、永観堂のこの階段がとても素晴らしい曲線だから見た方がいいと呟いていたのを見た。
確かにこの場所も絵になる。
雨樋のある景色。
なんだか雨樋があるとよく撮っているような…
たしか松島でも鎌倉でも撮ってた。

ここでお堂の中はおしまい。
ここから外に出て池のあるほうへ向かう。

出たところからの景色。
赤赤赤

今回、レタッチはほぼしていないに等しい。
少し暗くなってしまった写真の露出を上げるとかそのくらい。
レタッチしなくても十分に目で見た色が再現されていた。新しいカメラとレンズの力はすごい。

さて、お堂を出てからマクロレンズに切り替えていくつか撮ったものを。

加工なしでのこの色合い。
苔の上の紅葉。

なるべく人を入れないようにと思うものの、さすがに人が多すぎてできない。
左側はご覧の通り人で埋め尽くされた状態。
さすが京都。恐るべし。

なんとか人を隠す(笑)
やすらぎ観音。
美しい紅葉がよくお似合い。肩に一枚のもみじ。

境内の途中ですが、これ以上長くしても疲れるだけなので一旦終わり。
(まあすでに十分長いのだが)
ひとりで行動していると延々と写真を撮ってしまう。つい水分を取り忘れてしまって、それがよくなかったなといまさら反省。


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