「アップルパイの午後」座談会🍎|演出家編⑤(ラスト)
「アップルパイの午後」座談会 シリーズ、最終回です!ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
まだお読みでない方は、ぜひ①から読んでみてください。
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最後に、この作品を誰に届けたいか、演出家ならではの視点でお答えいただきました。
座談会進行は、「稽古場観察日記」のお届けもつとめます佐々木明音です。
───終盤の質問です。この作品をどんな方に見ていただきたいですか? 翠月さんには役者編でお答えいただいたので、池田さんいかがですか?
池田:色んな人に観て欲しいけど……私個人の興味としては、原作ファンかな。
翠月:言おうと思ってた!
池田:原作ファンの人に観てもらって、意見もらってみたいなというのはある。どう思うんだろう……。
たぶん、(今作は)原作を読んだだけでは出ないような解釈も交えていると思うから、「この切り口はどう捉えられるんだろう」という興味があります。
───では、最後にnoteをお読みの皆さんに一言メッセージをいただけたらと思います。
翠月:よっ!(手を掲げる)
池田:(笑)
翠月:ここまで読んでくれてありがとなっ!
池田:(爆笑)
翠月:また来週!
池田:来週あんの!?
翠月:劇場でお会いしましょう。
池田:お~
翠月:というのは冗談なんですけど(笑)
演出を二分化して、得意分野を活かして、って私たちの成長のためでもあるんだけれど、挑戦でもあるし、日本では馴染みのないこのスタイルを、若い2人がやってみるってところにぜひ注目して観ていただけると。ぜひ、劇場にお越しください……ってばよ!
池田:ここまで読んでくれてありがとな!
翠月:(笑)
池田:演劇って総合芸術っていうじゃん? 私はそれがすごく好きで。演出を二分化することで、各部署がそれぞれの得意分野を活かして創ることができているんじゃないかなと思っています。音楽も生演奏だし、役者たちもそれぞれの役割として作品に関わっているし、演出も細分化して得意分野に特化しているから、より “総合芸術み” があるんじゃないかと思っています。 “演劇体験” をしていただきたいですね。ぜひお越しください!
翠月:温泉で待ってま~す。
池田:あはは(笑)
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました!
翠月瞳企画vol.2「アップルパイの午後」は6/16(金)より開幕いたします。
ぜひ、劇場でお会いしましょう👋
佐々木明音
翠月瞳自主企画vol.2
「アップルパイの午後」
尾崎翠の代表作『アップルパイの午後』
共同演出・生演奏で舞台化!
モダンとクラシックの融合を試みる新たな挑戦。
2023/6/16(金)~6/18(日)
@スタジオ空洞(池袋駅、西口徒歩7分)
🍎チケット予約🍎
ticket.corich.jp/apply/261098/