どうせ使うなら、地域のお店にお金を回そう
ここ最近、意識的に自宅の周りでお金を使うことにしている。近くの個人店に外食しに行ったり、花屋さんやお茶屋さんに行ったり。
僕が今住んでいる京都の地は故郷なわけではない。それどころかここに来てまだ半年くらいだ。でも、今ここに住んでいるのは何かの縁だと思うし、何よりも僕はこの京都・伏見の地が好きだ。
世界的な観光地・伏見稲荷大社がすぐ近くにあるこのあたりは、やはりお食事処やお土産屋さんが多い。
しかし今、観光客は本当に少ない。伏見稲荷大社の初詣参拝客数は例年と比較し8割減だそうだ。実際、伏見稲荷へ行っても見かける人の数はかなり少ない。
だから僕は今、この地域でお金を使う。このエリアでシャッターが閉まったままの店が増えたら悲しいし、そうなって欲しくはないからだ。
もちろん、僕がたまにご飯食べに行ったり、ちょっと花を買ったりするくらいで経済的に何かが変わるとは思っていない。
でも、「美味しかったです。また来ます!」の一言が、何か少しくらいは意味を持ってくれたらなと思い、今日も天丼を食べてきた。
先日の記事でも書いたけど、飲食業界や宿泊業界は本当にいま苦しいはずだ。そんな中だというのに、Webライターの僕は大して何の影響を受けずに仕事させてもらっていて、稼がせてもらっている。
であれば、今稼いでいる人がお金を、そして気持ちを回さなくてどうするのだろうか。
「また来ます!」とこれから先も、何度でも言えるようにと願い、僕はこれからも、自分ができる分くらいは積極的にお金を使っていこうと思う。
― 2021.01.19. 充紀