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自分が執筆した中でも気に入っている記事をまとめます。
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「自分の好きが、誰かにとっての価値になる」 ── 理系とーくラボ代表 ともよしさんインタビュー

「好きなことに没頭している人たちを集めて、そんな人たちの持つ価値が適切な誰かに届くような仕組みづくりをしたいです。そうすれば、楽しく生きる人が世の中に増えると思うんです」── そう語るのは、科学でつながるオンラインコミュニティ「理系とーくラボ」を主催するともよしさんだ。 理系とーくラボ(略称 : RTL)とは、高校生や大学生、大学教員、企業の研究開発員、エンジニアなど、さまざまな立場の人たちが「科学」というキーワードのもと集まって、世代や分野の垣根を超えてつながりを持てるオ

「写真を撮りに行く」とは、無意識に目を向けること

最近、カメラにハマっている。朝の散歩のときには、一眼レフを持って歩くのが新しい日課となりつつある。 福井県にお住まいのフリーライター、梅澤さん(@ume_1984)さんに以前使っていたカメラをお安くお譲りいただいたことがきっかけだ。少々古いモデルとは言っていたが、やはりさすがは一眼レフ。スマホで撮る写真とは全然違う。 (梅澤さんに譲っていただいた「Canon D60」) 一眼レフを持って一歩外に出ると、目に写るさまざまなものに興味が向いてくる。 「あのお花をこう切り取

非日常、ひとりの時間

在宅ワークがメインのフリーランスになると、仕事と私生活の "境" がなくなります。「職場」も「休日」も「勤務時間」も、概念そのものがないような感覚。僕は幸い、好きなことを仕事にしているのでそれほど苦に感じることはないけれど、24時間365日、何をしていても常に頭のどこかで "仕事" のことを考えているところがあるのは否めません。 それ自体、それほど嫌なことだとは思ってないし、むしろ仕事に夢中になれるのは嬉しい限りだな、と思っているけれど、今日はふと気づいたことがある。たまに

人気ライター中村洋太さんが語る、SEOとインタビュー記事への想い

「この記事って、本当に誰かの役に立つのかな……?」 Webライターになってちょうど1年、ぼくは時折そんな風に思うことがあります。特に序盤はそんな仕事を引き受けることが多かったです。 近頃Webライターを始める方が増えてますが、その入り口となるのは「クラウドソーシング」と「SEO記事」が多いかと思います。ぼく自身もそうでした。 1年ほどSEO記事を書き続けるなかでたまに感じるのが、最初の疑問です。きっと、ぼくと似た思いを持つ新米ライターさんは多いはず。 そこで今回、SE

立春と初午とぼく。

今日は『立春』。暦の上では今日から春だけど、とにかく冷え込んだ今日の京都。外に出ると手がかじかみ、ポケットから手が出せない。 令和3年の春のはじまりは、晴れてはいるけど「手袋、つけてくればよかったな」とつい思ってしまう、ひんやりとした空気とともに迎えました。 2021年の『春分の日』は『初午の日』 立春の日である2021年の2月3日。今日という日は『初午』の日でもあります。『初午』とは「2月で初めての午の日」のこと。全国に3万以上ある稲荷神社において、一年で最も大きな祭

節分の豆知識いろいろ。福豆って何粒食べれば良いのか本当にちゃんと知っていますか?

今日は2月2日。2021年は立春が例年より1日早いので、今日が節分ですね。ちなみに、2月2日が節分になるのは明治30年以来の124年振りだそうです。 『節分』とは『立春』の前日のことです。立春は『黄経(天球上の太陽の見かけの通り道)が315度になる日』のことです。一年はびったり365日ではなく厳密には365.24日くらいなので、毎年少しずつずれていきます。だからたまに立春の日が2月3日じゃなくなるのです。 さて、節分といえば「恵方巻き」「豆まき」「福豆」ですね! ところで

振って、戻す。自分のデフォルト設定を変える方法。

振って、戻す。ぼくがよくする思考法の話だ。 ぼくは何か新しいことを始めるときなど、よく「振り切ってから、心地良い位置に落ち着かせる」というやり方をする。言い換えるなら、まずはそれに全集中してみて、それからある程度のところに落ち着かせる、ということだ。 例えば、まさにいまやっているこのnote毎日更新がそれに当たる。前から何となく、noteの更新頻度を上げたいと思っていた。これまでは書きたいときに不定期で書いてきたが、定期的な更新スタイルに変えたいと思ったのでまずは「毎日更

外食するのは、お腹ではなく心を満たすため。

僕はもともと、あまり外食を好む方じゃない。そこそこ自炊も得意だし、小さい頃は「今日は外で食べよう」という母ちゃんに「やだ!家で食べたい!」とよく駄々をこねていた覚えがある。 しかし最近は定期的に外食をするようになった。どうして? 多分それは、このコロナが影響している。 "人間らしい暮らし"ってなんだろう?フリーランスのWebライターである僕は、全てのお仕事が自宅で完結する。クライアントさんとのやりとりはすべてChatworkかLINEでのメッセージ。だから、一言も言葉を発

「いじめられる方にも原因がある」とかいう意見、本気でダサいから今すぐやめよう。

今朝noteを開いたら、こんな記事に目が止まった。 読んでみたら、とても強くて優しいお子さんであること、お子さんへ愛情持って接するお母さんの想いが、文章から伝わってきた。とても素敵で、ものすごく価値深い記事だと思う。 記事内で紹介されていた、2年生のときの先生が残した言葉がとても印象的だ。 『破けた袋はもとにはもどせません。テープで破けたところをはっても、もとの袋には戻せないのです。人を傷つけるのはそういったことです』 そして、もう一つ。いじめをしていた子のお母さんの

ただただ、祈る。

近所にネパール人の方がやっているカレー屋さんがある。店の前を通ると、つい気になってしまうお店だ。店前の手書き看板がいつも、とても素敵だからだ。 お世辞にも綺麗とは言い難い字だし、日本語もたどたどしい。でもそれもどこか愛嬌があり、素朴な言い回しにいつも癒しを貰っている。 1週間ほど前だろうか、先日お店の前を通ったときはこのように書かれていた。 一番下に、小さく書かれた「いっしょにがんばろー」の文字に元気を貰った。 僕が住むこの街は、まさに伏見稲荷大社のすぐ近く。多くの飲

お山巡りしていたら滝に打たれてた話 〜『伏見稲荷と一期一会』〜

ミーン、ミーン、ミーン......。 まだ京都に越してきたばかりの、ある夏の朝。僕は稲荷山を登っていた。夏場のランニングは朝早くに限る。早朝6時前、この日は「ある場所」を目的地に決め、走りだした。 ゴールは「清滝」。伏見稲荷の敷地内に滝があるらしい。神社の案内図をみてから、一度見てみたいと思っていた。 僕は滝が好きだ。山や緑に囲まれた中で見る滝の雄大さ、肌に感じる水しぶき、マイナスイオン。この上なく癒しと開放感を感じる。 関東に住んでいた頃は、よく栃木まで滝を見に行っ

どうせ使うなら、地域のお店にお金を回そう

ここ最近、意識的に自宅の周りでお金を使うことにしている。近くの個人店に外食しに行ったり、花屋さんやお茶屋さんに行ったり。 僕が今住んでいる京都の地は故郷なわけではない。それどころかここに来てまだ半年くらいだ。でも、今ここに住んでいるのは何かの縁だと思うし、何よりも僕はこの京都・伏見の地が好きだ。 世界的な観光地・伏見稲荷大社がすぐ近くにあるこのあたりは、やはりお食事処やお土産屋さんが多い。 しかし今、観光客は本当に少ない。伏見稲荷大社の初詣参拝客数は例年と比較し8割減だ

プロフェッショナルの在り方と「美」。美容業から学んだこと。

美容室は「今よりもっと好きな自分と出会う場所」であり「新しい自分に出会う場所」である。 ぼくはそう思っているし、そうであって欲しいと思っている。 いっときではあるが、美容業界に身を置いた者として。 ♢ ♢ ♢ 美容業は、誰かの「特別な瞬間」に携わる職業だ。 成人式、七五三、結婚式。 夏祭りのヘアアレンジや浴衣の着付。 初デートの前に可愛くなりたい女の子。 我が子の入学式を前にしたお母さん。 そんな、誰かの特別な瞬間に触れて、人に笑顔を与えるのが「美容師」の仕事だ。

道端に咲く、名もなき花

昔から、道端に咲く花が好きです。みんな目にしてるはずなのに、気にも留められない、名前が知られることもあまりない花。 そんな野に咲く名もなき花たちは、花屋さんで売られているような花たちと比べて、小さく地味なものが多いです。そりゃあやっぱり、名前も知られにくいよなあ。 でも、そんな花たちにもちゃんと、名前があります。 上の写真は、今日自宅の庭に咲いていた「ホシアサガオ」という花を撮ったものです。 ヒルガオ科、サツマイモ属に属し、夏から秋にかけて薄紅色の花をつける南米原産の