［掌篇集］日常奇譚 ―― 目次 ――
第1話 幽虫
晴れた日のほうがよく見えるようです。
第2話 いつか勝利する日
これを書いてからずいぶん経ちますが、まだ勝てたことはありません。
第3話 修正液の謎
よくある小規模オフィスでの光景（たぶん）。
第4話 通りすがりの哲学者
中二病だとかというやつですか。本当に中二の頃の話ですが。
第5話 文化
職場などある種の集団における"文化"についてのかるーい話。
第6話 小さな戦いのメロディ
通勤電車などでよく見かけるあれです。
第7話 サンクチュアリ
3月11日。「あの日」の話。魂込めて書きました。
第8話 稀覯本
お待たせしました。本の話です。（待っていない？）
第9話 Fresh Milk
不気味なおじさんの話を書いていると楽しくてたまらなくなってくるのは、おそらくぼくが不気味なおじさんだからなのだろう。
第10話 乳首マーケット
ちくびはいりませんか？
第11話 思考伝播症
"ハローハロー、ボクの声、キコエマスカ？"
第12話 19XXからの越境
日本を支えている下請けシステムエンジニアの話。業界に無縁な人にこそ読まれたい。
第13話 夜の住人たち
人さみしい夜の物語。
第14話 冥界への入り口
トイレの花子さんはやっぱり書いておかないと。まさに現代の怪談でしょうか。
第15話 洟
鼻水がよう出ます。騙しなし、ごまかしなし、オチなし。
第16話 仔猫探し
不気味なおじさん系。最近のニュースでは、エレベータを故意にとめていたメーカー社員が気持悪かった。
第17話 昼下がりの出来事
かっこいいハードボイルドストーリーです。荻原浩さんが昔書いていた『誘拐ラプソディー』とかね。
第18話 つんぼ桟敷
子供の頃から仲間外れには縁があります。わりあい変わり者だから。
第19話 かすかな祈り
混沌とした無慈悲でシリアスなこの世界の様相。
第20話 呪われし能力者
もう20年以上横浜に住んでいるのに、いまだに西口と東口を間違えます。それも毎回。病気かなにかだろうか。
第21話 鬼面
雑踏って人の本性が出ると思いませんか。誰かの本性を知りたかったら、人ごみに連れて行くといいかも。
第22話 ぼくたちが笑わなくなった理由
気をつけてください。危険ですよ。
第23話 すてきな女の子
男の娘、っていうんですか。増えているそうです。いきなりネタバレ。
第24話 猫語の学習
にゃあにゃおにゃっにゃっ。
第25話 日々の善行
これを知り合いに話したあと、ふたりで歩いているときにまさにこれがあって。「うわ、本当だ……直行だ」と気味悪がられたことがありました。
特別篇 図書館異譚
なぜ特別かと言うと、あまりおおっぴらに公開できないから（しているけど）。
第26話 完全なるＡＢ
血液型の話が好きな人にも、嫌いな人にも。
第27話 チャンスの神
髪をつかまれすぎて後ろの髪がなくなったのかも。
第28話 野菜売りの老女
言葉にしにくい"もやもや"をそのまま書きました。
第29話 秘密基地を奪還せよ
少年時代もの。
第30話 縦割れる爪
縦割れする爪の謎に迫りました。
第31話 いつもの朝
本当の孤独の味を知っている人へ、心をこめて贈ります。
第32話 フエルアンブレラ
ワカメとかアルバムとか……積読本とか……いろいろフエますよね。
第33話 高速エスカレーター
アイデアは悪くないのではないかと（たぶん）。
第34話 ネームプレート社員
郷に入れば郷に従え。
第35話 金縛り自在マン
でも、もう何十年も金縛りにかかっていませんね。
第36話 蝉の恩返し
芥川の「蜘蛛の糸」に挑戦!?
第37話 活字欠乏症
昔は本を持ち歩いている人もっと多かったですよね。
第38話 黒子（ホクロ）
知らない方がいいこともある……
第39話 商品が先か、清算が先か？
たぶんたいていの人は身に覚えがあるか、１度は思ったことがあるのではないでしょうか。
第40話 安堵の過程
安心して下さい。
第41話 纏顔
少し変わった風習がある村のお話。
第42話 ついていった
猫はこういう動物。
第43話 いつなんどきでも
迷惑だ！ と目を尖らせるまにみんなで助ければよくない？
第44話 たまたま、ねこ
ほっんとにたまたまなんだってばー、ってことありますよね。
第45話 コール
タイトルまんまですが。
第46話 さわやかな声
とても感じのよかった人の話。
第47話 ブックハザード
出版不況に物申します。
第48話 ふたつ名
名前を捨てたり奪われたり……
第49話 コックリ
やたらと流行っていたときがありましたよね。
第50話 裏返し
誤解が生む取り返しのつかなさ、そして猫。
いいなと思ったら応援しよう！
