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読書:『みんなの怪盗ルパン』
書名:みんなの怪盗ルパン
著者:小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえ
出版社:ポプラ社
発行日:2016/3
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008048.html
ルパンもの。ホームズ関連あり、子供時代あり、実際の事件ものあり……趣向がバラバラで、そこのところは楽しめる。
一方、児童向けとはいえ、ご都合主義の強引な展開ばかりなのが気になった。
描写も薄く(ほとんど会話)、そのせいか、ルパンの活躍もいまいち体感できない。忍び込まないといけない場面展開で、次の行ではすでに忍び込み終わっている、とか。肝腎な部分がない。つまりハラハラワクワクするような部分が。
サクサク読めますが、物足らなさがあるのは否めない。児童向けなので仕方がないか……と思おうとしたけれど、児童向けでもがっつり読み応えのある作品はたくさんありますしねえ……
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