読書:『おはなしして子ちゃん』藤野可織
書名:おはなしして子ちゃん
著者:藤野可織
出版社:講談社
発行日:2013/09(文庫:2017/07)
http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/ohanashi/
ホラーよりの奇想短篇集。傑作でしょう、これは。衝撃で腰が抜けました(嘘)。夜中に読みはじめたせいもあるかと思うけど。ゾクゾクして目が覚めました。狂ってます。みんな。頭おかしい。
美術館の話で、こうです。
しかし、これだけの来場者が詰めかける展覧会において、マスクは作品保護のために絶対に必要なのだ。貴重な芸術作品を鼻血や血反吐、飛んだ歯で傷つけるなんて、あってはならないことだろう?
現代の怪談「おはなしして子ちゃん」
かかわった人がみんな不幸になる「ピエタとトランジ」
彼女が撮った写真は必ず心霊写真になる「今日の心霊」
このあたりは読んでおかないと人生の損失かも。あまり大きな声では言わないけど。
「ピエタとトランジ」はやはり人気があったのか、長篇化されて、いま連載中らしい。
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