安倍氏暗殺事件によって可視化されてきたサイレントマジョリティと、その怒り
サイレントマジョリティ。物言わぬ多数派。
物言わぬがゆえにその存在は見えず、普段は、いわば概念に近いような気がする。存在しているはず、という概念。
ことに日本人はこちら側の人は多いような印象だ。大きな声でなにかを主張する人というのは少ない。
その対義にあたるのが、ノイジーマイノリティ。声の大きな少数派。
日本では近年こちらの声が取りあげられることが多かった。その結果として、ますます声が大きくなり、目立ち……ますますサイレントマジョリティの声は聴こえなくなる。
そ