個人的読書メモ、読書記録、読書感想です。
かつて、1997~2003年あたりに、『私的読書』というタイトル付けでけっこう力を入れて読書レビューを書いていました。その劣化復活版です。
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2022年2月の記事一覧
読書:『父を撃った12の銃弾』ハンナ・ティンティ
読む前に想像していたものとはまったく違っていた。
思っていたよりもはるかに面白く。
分量のせいもあるけれどこれはじっくり読み込みたいと思い、図書館で借りていたのを返却し、購入しました。
各地を転々として生活してきた男とその娘の物語。
男(父)の体に撃ちこまれた銃弾をモチーフに、いつどのようにして撃たれたのかというエピソードを描くパートと、12歳の娘の視点から現在を描いたパートが、交互に