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2023/12/8見た同級生女子の家系の事情を知った夢
夢)
断片
同級生女子と彼女の旧家で
彼女の母が迎えに来るのを待っている
彼女の家が学校のようになっている
図書室のような場所で
占いに関する本に2人で夢中になり
お母さんがやって来たことに気づかない
さっき顔を出した人はお母さん?となり
あわてて玄関に行く
「急いで」
と言うニュアンスで少し叱られる
赤い小さな可愛らしい車を見つけ急ぐ
分析)
同級生女子の家系のカルマに関する夢
わたしの深層心理が
この家に関心を向けている
この家系とは現状上手くいっていない
彼女の旧家系は学舎のようになっており
無数の人々がここで過去
様々なことを学んで行った様子
そういえば彼女とは昔
占いやスピリチュアル的なことに
夢中になった時期があった
神秘的なものへの探究心があるが
家族や周囲に急かされている感覚があり
自信が持てない
じっくり学ぶタイミングを
得られないまま
人生が進んでいった
この家系はこのペースにより
小さいながら充実した生活を確保している
定期的にこの家が出てくる
わたしが呼ばれているんだろうか
それともわたしが責任を感じて
ことあるごとに自ら訪問してるんだろうか
彼女の家は昔
地域をまとめて世話をする役だったようで
比較的裕福な印象があった
商売知識や手腕があり
それを維持するための厳しい教えがあった
当然ながらその家の子供たちにもその躾を
強要する傾向があり
側で見ているわたしも
息苦しさを感じたことを覚えている
また地域に対し
自分たちが施しをしなければ
周りの生活は円滑に回らないという
考えがあるからか
定期的に食材を下さったり
法事の時仲間を引き連れて
率先して念仏を
唱えに来てくれたりしていた
同級生の家ということもあるし
拒む理由は全く無いし
むしろ
感謝する必要のあるくだりだったとは思う
ただ一方で
解せない違和感がずっとあった
彼らからは
"我が家とあんた達の家は立場が違う"
という明らかな優越感や特別感を感じていた
同級生とは幼い頃仲良くしていたが
思春期を迎えた辺りで
次第に嫌悪感が重なっていった
冗談で言っているようにしか
聞こえなかったのだが
あれは家系の癖だろう
彼女の口から
「わたしにかかればこれしきのこと」
的な
根拠のない自信過剰な言葉を
度々聞くようになった
その度に妙に胸を張り
自信満々な態度を取っていた
わたしには違和感しかなかった
周りも察していたのか
誰も拾わなかった
家系のDNAと本人の性質が
分裂して見えることがあるのは
わたしだけでしょうか
それは良いとして
夢はこのことを裏付けている印象がある
彼女は幼い頃とても兄弟思いで
周囲を思いやれる
純粋な子だったと思う
ただ家系の名残が
その心が根付く隙を与えなかった
どんな人間も終末は
こういった心理的ギャップを
抱えていると思う
だから特別
彼女の家だけに執着する理由は無いのだが
現状彼女とその家系との関係修復は
困難な様子
彼女の母が迎えに来たことと
乗っていた小綺麗な赤い車が
それを象徴している
迎えに来てくれるのは
その人達との関係が
うまくいっていないことの表れ
赤く小綺麗な車は
人生が熱意と情熱により
大成功までは行かずとも
そこそこ上手くいっていることを
暗示している
車に関しては一見
悪い暗示には見えないのだが
わたし個人が察するに
これは家系のDNAで
あくせくやった成果だと思う
心を置き去りにして
仕事に時間を追われる形で
形成されたものは
このご時世そこまで大成しない
案の定車はこじんまりしている
(これはこれで可愛らしいけども)
詰まるところこのやり方だと
これが限界なんである
仕事やキャリアへの執着を手放し
一旦心の在処まで深く降りていくと
車(人生)はいくらでも大きくなる
それに気づかなければ
いつか周りと比べて更に焦ることになり
悪循環に陥るだろう
別にそれはそれで良いのだけれど
気づいたわたしが
今ここでこのように解説したところで
彼らの動向に
何ら影響があるわけでもなかろうし
彼女と彼女の家に抱いていた違和感が
この夢を通して分かった気がした