部署異動する方へ
『アルルカンと道化師』を読了後、古い作品にも目を向けることにしました。
先程から読み始めた『鉄の骨』、これもかなり共感できる起で始まります。
新卒4年間、技術畑の現場に携わっていた主人公の富島平太が青天の霹靂か、業務課へ異動。
業務課の事務仕事は、彼にとって別世界の仕事だった。上司や先輩に教わり、ついには談合の必要悪を知る。
談合の必要悪を、銀行に務める彼女の野村萌と口論となり、二人の間に次第に軋轢が生じる。
業務課での入札を担当する富島平太の運命と野村萌との関係性はどうなるのでしょうか!?
そして談合は果して必要悪なのか!?
続きが楽しみです。