世界の「プーさんコーナー」の話
どうも、最近リアルが多忙で低浮上気味です、みつきです。
突然ですが、東京ディズニーランドのプーさんのハニーハントの隣には、「プーさんコーナー」というくまのプーさんのグッズを売っているショップがあります。
んでこのプーさんコーナーというあまりにも直積的な名前は、くまのプーさんの原作小説の2作目「プー横丁にたった家」の原題「The house at Pooh Corner」の「Pooh Corner」から名前を取っています。なのでプーさんコーナーの”コーナー”はショップのコーナーというより場所の意味のコーナーなのです。そしてプーさんコーナーという名前のショップは海外のディズニーパークにも存在し、なんと原作のプーさんの故郷であるイギリスのハートフィールドにも同じ名前のショップがあります。
というわけで、各国のディズニーパークのプーさんのショップの名前を羅列してみました
はい、意外にも5パーク中プーさんコーナーなのは3パークだけで、マジック・キングダムと上海ディズニーランドは「100エーカー・グッズ (Hundred Acre Goods)」という名前になっております。因みにディズニーランド・パリだけショップが無いのは、そもそもディズニーランド・パリにはくまのプーさんのアトラクションが無いからです。
そして肝心のショップの内容ですが、絵本の中のプーさんの世界をイメージしたものが殆どで、何なら東京ディズニーランド以外の全てのショップはこれです。そしてプーさんコーナーと100エーカー・グッズの名前の違いによるショップの違いとかは特にはないです。
そもそもプーさんのハニーハントは東京ディズニーランドにのみ存在するアトラクションで、それ以外のパークには「プーさんの冒険」という、例えると「プーさん版ピノキオの冒険旅行」的なアトラクションがあります(上の写真は上海ディズニーランドのプーさんの冒険)。そしてプーさんのハニーハントはアトラクション入り口のイギリスの一般家庭の庭からプーさんの絵本の世界に入り、最後には絵本から現実へ戻ってくるというストーリーラインが取られているのに対して、プーさんの冒険はアトラクションの入り口からくまのプーさんの世界になっていたりするので、そこら辺の違いがショップにも現れてるんだと思います。多分ね。
それじゃ各国のプーさんコーナーについて見てみましょ。まずはカリフォルニアのディズニーランドのプーさんコーナーから。垂れ幕がいっぱいの楽しそうな部屋の真ん中で、プーさんが風船に乗って浮かんでます。実はこれ、カリフォルニアのディズニーランドのプーさんの冒険は最後プーさんの誕生日パーティのシーンで終わるようになっていて、プーさんコーナーではその後の誕生日パーティの様子が描かれているのです。右の写真だと殆ど見えないけど奥の垂れ幕には「Happy Birthday to Pooh」とかしっかり書かれてます。
続いては香港ディズニーランドのプーさんコーナー。左の写真がショップのプーさんコーナーで、右の画像がプーさんの冒険のアトラクション内に登場するプーさんです。なんとアトラクションにいるのとほぼ同じスタイルのプーさんがショップにもいるという、これまた面白い内装となっております。因みにショップの内装は上海ディズニーランドのものも殆ど同じで、マジック・キングダムのやつもコンセプト的には似たようなもんです。
最後に我らが東京ディズニーランドのプーさんコーナー。壁がやたら蜂の巣になってたりハチミツの壺がたくさん置いてあったりなんかはしますが、プーさんのキャラクターのフィギュアが置いてあるわけではなくどっちかっていうと現実の建物的な要素が強いですね。アトラクションの出口にもプーさんのハニーハントの絵本が置いてあったり、人形のプーさんが置いてあったりするので、やはりショップはプーさんの世界というより現実の世界イメージなんでしょうか。
因みに東京ディズニーランドのプーさんコーナーは空想から現実の世界への移り変わりが意識して演出されているようで、マウス・オブ・ザ・デッドさんがそれらについて色々考察されていたのでこのツイートのツリーにブログへのリンクを貼っておきます
今日はここまで、ショップだけでなくそれぞれのパークののプーさんの冒険の違いや、それを踏まえた上でのプーさんのハニーハントについて考えてみても結構面白いですよ、ではでは。
〜note限定おまけ〜
上の写真はくまのプーさんの生まれ故郷であるイギリスのハートフィールドにあるプーさんコーナーです。原作の小説プーさんの挿絵といった貴重資料の他、ディズニーのプーさんの数々のグッズも展示されているそうです。またハートフィールドには物語に登場する棒投げ遊びの橋なんかもあります。プーさんファンの方は是非訪れてみては?
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