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失敗した人の話ほど貴重なものはない。

"失敗とは何か、語れる人は実は稀有な存在である。"
〜mitsukano〜
こんにちはmitsukanoです。今回は、割と当たり前のようで実は特別な話をしたいと思います。昨今、流行っているclubhouse(クラブハウス)と絡めての話になりますが、多くの方は著名人や有名人、起業家の成功体験や知見、そういったものを非常に欲している傾向にあると肌で感じています。これは、再三、私の記事でも申し上げているように、より高いレベルで"個"の時代に突入している2021年において、多くの人間が「成功」(ここでの成功とは資本主義社会における金銭的な収入増、市場価値を向上させるという意味に捉えてください)を目指す過程において、多様なSNSをツールとして利用しているといった状況を生み出しています。
YouTubeを始めとした広告収入やインフルエンサーのような広告塔となることでの収益化等、個人でも会社員のように企業に頼ることなく個人で稼ぐことができる土壌が醸成されつつあります。つい最近でも、大手広告代理店のビル売却のニュースが騒がれています。これまで企業と個人を繋いでいた、中間マージンとなるようなビジネスモデルを構築していた事業者にとってみれば、SNS 1つで大きな発信力を得ることができる時代において無用の長物になりつつあるという事は自明でしょう。
そんな中ですが、まだまだ多くの個人が生活に足る十分な収入を得るといった、ビジネスとしての実現は現実的に難しい状況もあります。こういったニーズに対して目を引くのは、オンラインサロンや、いわゆる成功者と言われる人間たちとの交流や事例の獲得になります。
ここで気をつけていただきたいことは、上記のようなオンラインサロンや、成功者の事例はそのほとんどが参考にならないといっても過言ではないという点です。それはなぜか、この記事を読んでくださっている読者の皆さんは考えたことがあるでしょうか。


それはシンプルに、成功者の"成功"とはすでに過去のもの、過ぎ去ったものだからです。


当たり前ですが、ビジネスの基本は、新しい価値を、誰よりも早く始め、魅力的に伝えることです。その誰よりも先に始めていたことを今さら聞いてもすでに遅いのです。投資と同じ、誰もまだ気づいていないことを先にやるから価値がある、利益になるのです。しかし、こういったサロンやセミナーをやめることができない。これは自己肯定感が低いと言われる日本人には非常にありがちな話だと実感しています。

さて、これまでのことを踏まえ、処方箋としてお伝え出来ることは、"いかに失敗した経験を学べるか"に尽きます。人は失敗からしか学べません。しかし、目を背けがちなものでもあるのです。

そして、この失敗した経験については、実は多くの方が意味を勘違いをしてることが多いようです。勘違いとは一体なんなのか、それはぜひご自身の目や耳で知覚して、一度考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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