見出し画像

LAST MONTH Episode12

<今回の主人公について>

2023年入社。経済学部 経済学科卒業。
入社後、MS本部(ITエンジニア)として沖縄に配属。
日課は筋トレで、筋肉の為に、外食の際もだいたい枝豆を食べています。筋肉にはストイックな彼ですが、優しい心の持ち主で、少しゆっくりめの口調が特徴的です。一緒にいると穏やかな気持ちになり、とても心地よい時間を過ごせます。

❝学生と社会人の狭間で❞

私は2023年春、沖縄の大学を卒業してシステムエンジニアとして入社した。生まれも育ちも沖縄で、配属地も沖縄である。そのような私の入社前の時期と入社してからの数日間の出来事と心境をお伝えしていきたいと思う。
 
2023年3月1日。大学生活最後の1か月が始まった。この時の心境としては、学生最後の1ヶ月がついにきてしまったという思いが強く、後悔のないように遊びつくそうと思っていた。一方で、入社前の準備も必要であると感じ、ITパスポートの勉強を行っていた。資格取得は入社後でも良いとは言われていたが、文系の私は、不安払拭の為に、早い段階で勉強に着手し、試験を受けることを決意した次第である。

ITパスポートは、文系出身の私にとっては、ITを学ぶ入り口としてはとても重要な役割を果たしていたと感じている。入社後に話は飛ぶが、この試験を受けたことにより、研修講師が話していた内容が引っかかることなく理解することができた。これを見ている人で、ITに対して全く勉強してこなかったという人は、この試験を受けてから研修に励むということをお勧めする!

話は戻り3月中旬。大学の卒業式。この卒業式では、コロナウイルスによる制限が緩和してきていたこともあり、体育館で開かれることとなった。コロナウイルスによってなかなか会う機会がなかった友人たちとも久しぶりに会うことができ、それぞれの進路を聞いてまわった。そこには県内で就職する人、県外で就職する人、就職はせずにやりたいことを探す人など、様々な人がおり、「皆それぞれの道に向かって自立し、社会人になるのか」という感慨深さと共に寂しさや不安感が押し寄せた。

そのような感情とは裏腹に、無情にも時間は進んでいき、気が付けば、4月直前。入社式と新人研修のため、東京へ向うことに・・・。

私は、親元から離れて暮らすということは初めての機会だったので、今思えば当時は、期待よりも不安のほうが圧倒的に大きかったかもしれない。だが、入社後は、実際には同期だけではなく先輩や上司にも積極的に声をかけて貰い、食事に連れて行っていただいたりなど、不安はすぐに消えていたことに先々気づくことになるのだが。

4月1日。入社式が執り行われ緊張しながらも、社会人一日目を終えた時には、”社会人であるという自覚を持ち、自分から考えて行動を起こせるような人間になろう”と心の中で決意した。
それから2日目、3日目と研修を受講する中、内容が難しく、理解するのに苦戦する場面もあったが、これからも勉強し続けて、自分をアップデートしていき、信頼される社会人となっていきたい思う。