ストレスと健康
今回はストレスと健康の関係とストレスで乱れた身体を三井温熱で改善させる方法を解説します。
こちらの記事を元にしていますので、下記も合わせてご覧ください。
ストレスホルモン
CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)は、内分泌系の中枢である視床下部(脳の一部)から分泌されるストレスホルモンになります。
精神的ストレスは視床下部からのCRHの分泌を促し、下垂体(脳の一部)を介して、副腎皮質からコルチゾールと呼ばれるホルモンの分泌をさせます。
コルチゾールは、血糖や血圧を上昇させたり、抗炎症および免疫抑制を促します。
ストレスは交感神経を興奮させ、交感神経の過剰な興奮は炎症性化学物質の分泌を促し、炎症を増長させます。
コルチゾールは、過剰な免疫反応を抑制し、恒常性の維持(ホメオスタシス)に働くことで我々の身体を守ってくれます。
長期的なストレスを抱える人に
短期的なストレス反応として、CRH、コルチゾールはすごく必要なものとなりますが、長期的な分泌は身体にとても大きな代償を払わせてしまいます。
過剰なストレスを受け続けるとCRH、コルチゾールは持続的に分泌され、免疫力の低下、鬱病、不眠、記憶力の低下、生活習慣病などの原因になると考えられています。
残念ながらストレス社会で必死で生きている多くの方々は、持続的で過剰なストレスを抱えている方が多いです。
夜更かしや昼夜逆転など、不規則な生活習慣はホルモンバランスに影響を与えるとされています。まずは、自分がてきる生活習慣の見直しから考えてみてください。
ホメオスタシスとは?
身体の皮膚を境にして、身体の外と中の環境の変化に対応して、内部環境を一定に保とう(バランスを取る)とする機能をホメオスタシスと言います。
恒常性の維持をするには、自律神経系、内分泌系、免疫系が関わっており、ホルモンバランスが大きく影響します。
更年期に見られる急激なホルモン分泌変化は、ホットフラッシュを代表とする自律神経失調症状(例:火照り、発汗、冷え性、睡眠障害、めまい、頭痛など)や精神的な症状に関わります。
これは、女性ホルモンの急激な減少が脳の視床下部に影響することで起こるとされており、視床下部には自律機能の調節を行う、体内の恒常性に関わる重要な中枢(体温の調節、ホルモン分泌の司令、睡眠の管理など)が集まっています。
更年期以外のホルモンバランスの変化
更年期以外にもホルモンバランスの変化が起こります。
毎月の月経前や産後、そしてストレスの影響によっても女性ホルモンが減少することが分かっています。
極度の精神的ストレスは、ホルモン分泌を司令する視床下部に影響を与える可能性があります。
また交感神経の緊張は、卵巣への血液循環を著しく低下させ、女性ホルモンの分泌を低下させることが分かっています。
様々な原因よる現代社会のストレス、ホルモン分泌の変化は、私たちの想像以上に起きています。
持続的に交感神経が緊張している方(特に体が不調な場合)、冷えによって血液の流れが悪くなっている方などにぜひ、三井温熱の高温熱刺激や温熱セルケアを取り入れて頂きたいと思います。
ストレスでも乱れるホルモンバランス
ホルモンバランスで苦労しているのは女性だけではありません。
ストレスがたまりやすい現代社会では、誰もがホルモンバランスを崩す可能性がありますし、最近では男性の更年期の症状が起こるケースも増えるようになりました。
人は恒常性を維持するために、急激な変化に弱いとされています。だからこそ、規則正しい生活やセルフケア、場合によっては人の手を借りるなどして、バランスをコントロールすることをお勧めします。
最後に
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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