JC議案の書き方~手法~

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

さて青年会議所の議案書き方シリーズ第三段は手法の書き方です。この辺りは青年会議所によって少し形が違うようです。福知山では日本青年会議所の形式をできるだけ反映した形をとっています。
その中で福知山では具体的な手法に番号を振って「①何をするのか」書いていきます。手法を端的にどんなことをするのかを説明書きします。
そして手法が①➁③、、と記載していき、次に「①実施による工夫」と「①得られる効果」について記載します。手法のところに書いたやることに対して同じ番号でその手法を実施するうえでどんな工夫があるのか、そしてどんな効果を生むのかを端的に記載します。これによってそれぞれの手法が目的達成に向かってどの位置付でどの役割を担っているのかが整理できます。

面白そうなことだけでつくる事業構築との違いはここで大きく差が出ます。事業目的達成のために効果の部分で達成に向けて満たされているかどうかを見ます。

あと最近検証方法=アンケートというのもどうかと思っています。アンケートは聞き方や内容で誘導できますし、日本人が本音を表に出さないというところも考えれば表向きな声だけでは検証ってできないと思っています。来場者や、売上など具体的数値に対しての目標数値も大切なポイントです。

手法の記載を完成させて意気揚々と上程をして次にJCあるあるなのが、「よくわからないからフローチャート資料付けて」と来ます。書いてる本人は考えに考えてその分野のある種プロフェッショナルになっているわけですから完ぺきに書けていればいるほどなぜ思いが伝わらないのか歯がゆくなると思います。しかし議案の自分自身の事業計画を仕上げるという目的の中に、誰でもその議案を見れば事業の隅々まで理解でき、実施することができるレべルが必要です。事業の趣旨や流れを口頭で言わなくても議案を渡せば100%伝わる内容。人に伝えるわかりやすい内容。文章が長くなってもだめです。端的に他人に伝える文章校正が必要になります。

議案本体は読みやすく、わかりやすく。詳細が見たいときは添付資料に誘導する形で綺麗に仕上げることを心がけます。

そして議案の実態、実現性を一気に高める重要なポイントがあります。それが予算書です。

次回は予算書の書き方やポイントを記事にして行きたいと思います。予算書形式はJCベースですが、このJCの形式は割と万能で補助金申請や事業計画書予算を整理する場合にもつかえたりします。お楽しみに!

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