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福知山の観光に関するビジョンについて副市長面談
こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!
今年、福知山JCの理事長として、福知山観光協会に理事で出向をさせていただいています。福知山の観光を支える事業の代表さんや、地域の祭りや事業を支えるトップの方などが役員をされています。
先日、観光協会の正副役員で福知山副市長と産業政策部との面談の機会をいただきました。主な内容は、行政の行う観光に関するビジョンや、今後の政策への話をする場となりました。もともとは福知山市の行政の中にあった観光協会も、時代の流れから独立団体となり、今は一般社団法人として一部の補助金と会員の会費によって運営されています。
福知山の観光というと季節や文化財、スポーツなど様々ありますが、集客力のあるパワーのあるものは中々ありません。そんな中で観光に対する予算や、今後の展望という部分での話になりましたが、8月に完成オープンを迎えるフクレルでも情報の共有が無く、できたものへの参画などの話はあるものの、行政と観光協会の間には大きな間があるように感じます。観光協会だけではなく、様々なイベントもつながりや関連性が薄く感じることも多くあります。
ただ行政側のいう事もわかる部分もあり、「リスクをもって新しいチャレンジする」ことには補助や人員の投入ができるが、疲弊していく部分や、運営が大変だからという部分だけで補助金や費用負担を税金投入するわけにはいかない。
鶏が先か、卵が先か。
スタートアップ、チャレンジ的な事業こそ応援が欲しいものですが、やはり前例や事例といったものに行政は引っ張られてしまいます。
今日の面談を通じて改めてJCの地域を変える運動という部分に価値を感じました。
関わる人が相手の動きを待ち、責任やスタートアップを押し付け合っている状態では何も生まれませんし、何も始まりません。
そこでJCのような単年度ながらチャレンジ的なことを行う団体が事例や前例を生み出し、自走できるきっかけを作るわけです。
JCは継続事業を苦手とします。大規模事業の運営は人材の育成や地域とのつながりを持つうえでとても大切ですが、初代委員長を立上げの学びがありますが、創始の想いや理念を引き告げられなくなった時それはただの重荷や負担でしかありません。
誰かが言っていました。
JCが立ち上げて、数年経ち、誰かが代わりにやりたい!とならないものは地域に必要とされていない。
やってくれてるからありがたいけど、私もやりたいにつながらない事業はきっぱりやめる覚悟も必要だ。
きっけけづくり、運動の初動の一手をうつ、そんなに変革を生み出す地域に必要とされる団体がJCであると思います。