女性のリーダーシップ

こんにちは、モーハウスとNPO法人子連れスタイル推進協会代表で、子連れ出勤の研究者の光畑由佳です。

またもだいぶ時間が空いてしまいましたが、この間いろんな動きがありました。少しずつ書き足していきたいと思います。

2022年~2023年にかけて、NHKラジオのレギュラー出演をしていました。
「マイあさ!」の中の「マイ!Biz」というコーナーです。
朝6時台の番組ですが、出演のたびに、どなたかからメールやメッセージをいただいて、やはりNHKラジオは聞いてる人が多いのねーと思ったものです。

最初のころは「社会の中の子育て」といったテーマでスタート。
毎回、ディレクターさんに様々な話題提供をし、その中で「これで行きましょう!」というテーマをもとに台本をいただきます。

この中で増えてきたのが「女性のリーダーシップ」というテーマです。
別の機会に書きますが、2022年に、私がボストンで、JWLI女性リーダーシップ研修を受けたことも、私にこのテーマで語ってほしい、とディレクターさんが考えた理由かもしれません。

とはいえ、私は子どものころから、「リーダーシップ」なんてとんでもない、というタイプでして。

何しろ、内気で人前でしゃべるのが苦手、いつもいつも「おとなしいのが心配です」と先生から通知表に書かれ続けていた子でした。こんな風に書かれることはコンプレックスでもあり、よけいに引っ込み思案になってしまうという悪循環でした。

リーダーシップというと、多くの人が、声が大きくて決断力があって、皆に指示を出して引っ張っていってくれる人、という印象を持つと思います。なんとなく体育会系なイメージです。
これは、いわゆる「コマンド型リーダーシップ」と言われるもの。
「コマンド」とは、「命令」という意味ですね。

それに対して数年前からよく取り上げられるようになったのは、「サーバント型リーダーシップ」、「女神型リーダーシップ」、「羊飼い型リーダーシップ」などなど。「サーバント」というのは「使用人」という意味ですから、いずれもニュアンスの違いはあれど、ぐいぐい引っ張っていくよりも
皆を後ろから支えて、目的の方向に連れて行くようなイメージでしょうか。

とはいえ、ラジオで問われた時、上記の2種では答えきれないなと感じました。
例えば私の場合、コマンド型はもとより、サーバント型ですらできてなく、
「頼りないから助けとかないと」という感じだったよ、と、
学生時代の同級生から言われたことがあります。
何しろ小さいころから人前に出るのが苦手で、誰もが想像するリーダー(コマンド型」とは真逆の性格でしたから。

そんな私ですが、モーハウスという小さな団体を長年やってきて、
今年は今年で、女性リーダーの団体「リーダーシップ111」代表を仰せつかり、
先にご紹介したボストン研修の凝縮版JWLI Bootcamp Ibaraki のホストをつとめたりもしました。

誰もにとって、特に女性にとっては、リーダーシップのあり方はそれぞれ。
ステレオタイプなリーダーシップができていないからと言って
「私にはリーダーは無理」、と思う必要はないと思います。

さらに、自分が置かれた立ち位置によって
リーダーシップを発揮する場面がなかっただけ、という方もあるでしょう。

このテーマ、研修のことも含め、時々書いてみたいと思います。

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