不安は未来からやってくる
就活生からこんな言葉をよく聞く。
『サマーインターンはやっておいた方がいいですか?』『とりあえずいろんな業界を知れるから商社とかコンサル志望してます』
その声の根源的な部分は『サマーインターンをやらなければ不利になってしまうのではないか』とか、『ファーストキャリアで行く会社によって次の会社に移るときに選択肢が狭まってしまうのではないか』という”不安”。
人間は今を生きることに”不安”はない。将来や老後を考えた時に不安に陥る。結果その未来に囚われ、自分が今やりたい事や思っている感情を大切にすることができない。
ではその未来は本当にやってくるのか?
いつか自分がやりたいことが出来た時の為に選択肢を減らしたくない。今まで20年間生きてきてやりたい事が見つかっていないのだから、ここから20年先見つからない可能性も大いにあるだろう。その時は既に40歳、もしかしたら結婚して子供もいるかもしれない。その時にやりたいことが見つかったとしよう、本当にできるのか?
もっと短いスパンで言えば、今から10年前に現在の様にスマホが普及し、どこでもインターネットが繋がり、その中で多くのインフラ的サービスが展開される世の中を予測できたのか。それは難しかったであろう。
ここからはもっと変化の激しい時代になっていく。今どれだけ未来を予測したとしても、その未来が来る保証はない。
だからこそ、”今”自分の感じることを大切にしてほしい。それは時代の変化の中で自分が感じること。今の自分を大切にすることができなければ3年後、5年後に自分を大切にすることはできない。
就活は大切な決断だからこそ、自分らしく決断できる方がいいのではないかと思っています。
日本で働く人たちがやりたい事をやって生き活きと働けますように。
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