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50歳、アウトドアはじめまして①身体性、体現化ってなんだ?

大宮駅にはトレッキングの格好をした人がいっぱいいる。
私の知らない世界だなー。

上毛高原駅にどこですのん?
上越新幹線で、大宮から新幹線でビューっとね。9時17分に乗って、10時05分到着あっという間〜
東京駅からでも1時間ちょっと。
新幹線を降りると、ひんやりした風に緑の匂いが濃い

改札を出たあたりで、旅の仲間が続々と集まってくる。
ほとんど初めましてメンバーだったので、素敵なご縁が広がるのかなーとワクワク。女性は4名 あとは男性8名 年の頃は30代から40代後半50代と働き盛りど真ん中〜。

最初にオリエンテーション
駅の横のお土産物屋さんのりんごや水沢うどんを横目に抜けて、ちょっとした会議が出来そうな場所に移動して旅の説明を受ける。

環境神経学研究所 ボディワーカー 身体論者である藤本さんから今回の旅についてのお話を伺う。
https://gendai.ismedia.jp/list/author/fujimotoyasushi?fbclid=IwAR1qSP9KMHLrurjeQxZx_y0VqSpzgjTja8lSIFlmeFBt2ozoDZxSMg6chi0
身体性ってなんですのん?について説明をしてくれた。
藤本さんによると、身体性と身体は違うとのこと。身体は測れるものだったり、能力とか、コントロールの範囲であるが、身体性は、アダプタビリティ、応答性であり、人間が生き物として当たり前に持っている体感覚とそれを表現する力、生命力。

コロナ化になってますます加速するオンラインやPCに向かう世界。
頭にたくさんの情報が入っていて「やるべきこと」はわかっていても、それを実践することができない。
知識があっても、体現化できていないのが現実ではないかと言われて、どきりとする。(ダイエットあるあるな私、、、)
体現できないのは、なぜか?身体性の欠如にあるという、、、

「自律神経が凍りついてしまっている」状態、、、、ひえー

本来であれば、緊張とリラックスの波を繰り返しながらバランスをとっているはずの自律神経が、ストレスや疲れによって、バランス調整力が機能不全や凍りつき状態になって、緊張しっぱなしで眠れなくなったり、弛緩しっぱなしでやる気が起きなかったり、動けなくなったり、、、、

まさに私、凍りつきでシャットダウンしてました、、、平日は眠れない、リラックスできない、体の力が抜けない 休日は何もやる気が起きない、寝ているだけの状態 そんなことを繰り返していたなーと。


そんな凍りつき状態をリセットするには、頭で理解するだけでなく、自然環境の中に身を置いて、体験すること。そして、自分の身体の声(どういうことが起きているのか)に耳をすませること、脳と身体と両方を組み合わせていくことが大事。
自己調整力を取り戻すこと 必要な時に緊張して、必要な時にリラックスできる身体を取り戻す。

今回のプログラムは、都会生活者に向けて、自己調整力を高めて本来の身体性を取り戻すために水上町と凸版印刷さんと共に2016年から作られたもののバージョンアップだそうですー。
https://www.m-tr.jp/health/



「Embodied Intelligence School〜身体性から未来を構想する〜」という社会人向け講座のスタートに向けたモニターだったのです。(ただ、さぁ行こうぜ、なだけではないわけですね)


Embodiment 内側から湧き上がるもの 

心と身体の関係がどんな状態だったらいいのか?
普通は、リラックスはボーッと。覚醒はすっきり!と思いがちだけど、リラックスしながら覚醒出来ている状態を目指しているんですよーとのこと。フローの状態はそんな感じ、とのこと。
リラックスしながら覚醒ってなんだろう、と不思議な気持ち。

そして、お隣の人と、今の身体と心や期待することをシェアリングする。

最近の私、zoomが多いなー、頭中心だなー、家にこもりがちで運動を始めたけど、ガツガツしているなー、心の中は、久しぶりに会えた友人と一緒であったかい感じ 
今回はやったことないことへのチャレンジでワクワク


期待すること自分の気持ち
自然という無常の中に身を置くこと サバイブする力を取り戻したい
身体とつながる「今、ここ」
全身で自然を感じたい 五感のフル活動
新しい出会い リアルで立体的な感覚
記憶 ビジュアリゼーション 五感で記憶してそれをアウトプットしよう、ということを心に持つ

ボディワークを行う。
横隔膜の脚って知ってました??
横隔膜の一番下のところには、脚があって骨と繋がっているらしい。そんなところに脚があったのね、とびっくり
脚の間を大動脈が通っているから、ここを緩めるのがすごく大事

横隔膜の脚を緩めるにはあくびしながら 脇腹を伸ばす 右左と行うと、頭すっきり目がぱっちり見える 

あくびはうつる(ミラーニューロン) なんでーというとボトムアップ型共感 なんだそう、、、
共感にもトップダウンと ボトムアップがあるそうで、、、

人の気持ちがわかるというのはトップダウン型だそう
体が反応するのがボトムアップ型
 
自分と世界を相対化する共感と、体が反応する共感
どちらがいいかではなくて、両方大切

自分自身、コロナ化でオンラインのコミュニケーションが中心になって、感じていたこと。
五感のうちの2つ、視覚と聴覚しか使っていない中で、相手の気持ちを読み取るために集中すると、どうしても疲れてしまう。
そして、何かが満ち足りてなくてバランスが悪い。
ベランダで植物を育てたり、猫と遊んだり、自然のもとで散歩したりしてバランスをとってきたんだなぁ、、、。
周りでも自然の元に引っ越したり、植物育てる人が増えたり、ペットを飼い始めたりするのって、人間が生き物として当たり前に持っている体感覚を満たすためなのかもしれないなー。

そんな面白いことを聞きながら、凍りつき神経に対してガツンと
スイッチをいれる体験をするためにラフティングに向かうのでした!


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