
駒沢15キロラン!ハーフ前の力試し
2月16日、スタジオの目の前の多摩川でハーフマラソンが開催される予定。
本番に向けた準備として、駒沢公園で15キロの試走を行った。
今回は、練習の成果を確認しつつ、シューズとインソールの相性をチェックすることが目的。特に、足の疲労度やフォームの維持、補給なしでどこまで走れるかを試してみた。今回は、普段のマラソンのフォームや道具選びを全般に教えてくださっているお客様にわざわざ駒沢公園にお越しいただき、ペースのリードをしていただいたので、渡辺は注意深く自分のフォームや足の状態に向き合う環境を作っていただきました。本当に感謝しかありません。
ウェアについてはまだ最適なものが見つかっておらず、暑がりな自分に合うちょうどいいウェアが分からない状態。今回は自転車用のウェアを活用し、快適性を検証しながらのランとなった。
駒沢公園の雰囲気とコース特性
駒沢公園はランナーが多く活気があり、走っているだけでモチベーションが上がる環境だった。夜7時頃から走り始めたが、多くのランナーがトレーニングしており、仕事帰りの人も多く見られた。ナイトランの環境としても整備されていて、安全に走れる点も魅力。
ただし、コースの特性は想像と違い、フラットなイメージとは裏腹にアップダウンやカーブが多く、ペース管理が難しい印象を受けた。
特に下り坂ではペースコントロールがうまくいかず、ブレーキをかけすぎると足に負担がかかり、逆にスピードを出しすぎると後半の疲労につながるため、細かい調整が必要だった。
アイアンマン本番ではこうしたアップダウンの多いセクションを走るかどうかの判断も重要になりそう。場合によっては無理せずウォーキングを取り入れ、負担を分散させることも考えている。
ペースとフォームの維持
スローペースになるとフォームが崩れやすいことを実感。やや速めのペースの方がリズムが取りやすく、走りやすい感覚があったが、本番で同じように感じるかは未知数。今後の練習でも引き続き検証していきたい。
カーブの内側をショートカットしたくなる気持ちを抑え、地面に描かれた正規のコースラインをしっかり走ることを意識。距離を正確に測ることも大切だし、本番ではコース通りに走る必要があるため、普段の練習から意識を統一しておくことが重要だと感じた。
この日は補給なし(水も取らず)で走ることを決めていたので、どこまで体が持つかを試す良い機会になった。給水の影響については、週末に予定しているハーフマラソンで実践的に試してみるつもりだ。
後半の課題と足の耐久性
10キロを超えたあたりから、徐々に足の運びが乱れ、フォームが崩れてきたのを実感。このタイミングでのフォーム維持が長距離ランの課題であることを再確認。走りながら、呼吸とフォームを意識的に整え、できる限りリズムを保つようにした。
後半に入ると、足は「もうゴールしていい」と言いたげだったが、気持ちで粘りながら走り続けた。長距離ランでは、こうした精神的な部分も非常に重要になってくると改めて感じた。
また、今回の試走でシューズのフィット感が問題ないことも確認できた。
足の痛みやマメもできておらず、このままのサイズとインソールの組み合わせでハーフマラソンに挑戦する予定だ。
ウェアの選択と今後のステップ
ウェアについてはまだ最適なものが見つかっていないため、引き続き検討が必要。今回は普段のランニングウェアを使用したが、アイアンマン本番ではトライスーツで走る予定なので、その違いも考慮しながら練習を続けていく。特に、気温や汗の影響で快適さが大きく変わるため、より実践的な環境で試してみることが重要になりそうだ。
今回の15キロ走では、ハーフマラソンの残り5キロを追加した場合の疲労感をある程度想定することができた。この経験をもとに、より長い距離のトレーニングにも挑戦していく予定。
次の大きなステップとして、3月9日に30キロのチーム練習を計画している。
今回の試走で得たデータや課題を活かしながら、より本番を意識したトレーニングを行っていきたいと考えている。
また、ハーフマラソン後のリカバリーや、疲労を最小限に抑えるための対策についても検討しながら、万全の状態で次のステップに進めるよう調整していく。駒沢公園での15キロ試走は、多くの気づきを得られる良い機会となった。本番に向けて、一歩ずつ準備を進めていきたい。