それができれば苦労はしない
発達障害で二人暮らしをしています。
困りごとに対して、とにかくいろんなこと・物を試したので(お金も相当使った)記録がてら一部を記事にすることにしました。
-朝起きられない
・カーテンを自動で開けて、朝日を浴びて起きる
めざましカーテンmornin' Plus
カーテンレールとカーテンの間に取り付けるだけ、工事不要。電池で動作する。スマホアプリのUIが異常に使いやすく作り込まれている。
窓全てではなく、顔に近いカーテンのみ変えればいい。
スマホから開閉時間の設定が可能。動作時にモーター音がする点に注意。
-家の鍵をかけたか思い出せない、
何度も確認しに帰ってしまう
・SESAMIスマートロック
賃貸の家でも後付けでオートロックに出来るガジェット。工事不要。遠隔操作をするためにはwifi設定が必須。スマホで鍵を開閉出来る。もちろん物理の鍵も使用可能。「あれっ、家の鍵かけたっけ…?」という強迫的な焦りとおさらばできる。
鍵が空いた際にはスマホにプッシュ通知が飛ぶ。(設定で無効化可能)
※ただし、鍵とスマホ、両方を忘れると締め出されるので、大家さんか管理会社の電話番号をよく持ち歩くものにメモしておいた方がいい。
-電気の消し忘れが多い
・電球を人感センサーにする
アイリスオーヤマ LED電球 人感センサー付LDR9L-H-SE25を廊下・トイレに付けた。1つ1500円前後と、とにかく安いので導入しやすい。また電気消し忘れて!と怒ったり、怒られたりするストレスから開放されると思えば破格。口金のサイズと照明の色(3色ある)を事前に確認してから購入すること。
・アレクサと連携させる
Echo Dot (エコードット)第3世代
amazonヘビーユーザーならアレクサが何かと便利。発送通知は発光してお知らせしてくれるし、口頭で明日の天気や時間を確認できるので、ながら確認ができる。
アイリスオーヤマ Alexa対応 LED シーリングライト
布団に入ってからリビングの照明を消し忘れていることに気がついても大丈夫。アレクサが消してくれる。ただしアプリをDLしてから登録、使い始めるまでが異様に長いので覚悟して挑むこと。
-シンクに洗い物がすぐ溜まる、腐る
・パナソニックの食洗機
特に理由がなければファミリー向けがいい。大は小を兼ねる。
1日3食分の食器を入れても大丈夫だし、カビが生えた食器でも文句ひとつ言わず高温で洗ってくれる。マグカップを一人で一日5個使ってしまっても怒らない。もう腐ったシンクを見てガッカリしたりメソメソする必要はない。
・タンク式食洗機 食器洗い乾燥機 Jaime (ジェイム) SDW-J5L
給水弁が古くて取り付けられない、置き場所がない、機械の中身が見えると興奮するタイプの人におすすめ。小型のタンク式食洗機は種類が増えてきたので、実際に見て気に入ったものを買うこと推奨。窓がついていた方が楽しいと思う。
-洗濯を楽にしたい
・見える化&カテゴリわけ 八幡化成 マルチバスケット バルコロール
洗濯&乾燥機にかけるバケツ、タオルのバケツ、洗濯するけど乾燥機にかけないバケツの3種類、3色を用意して運用する。(場所がない場合は2色で)
バルコロールはカラフルで色のバリエーションがあるのがいいし、タフで頑丈である。あと見た目がかわいいので、なんとなくテンションが上がる。
持ち手の縄の部分がカビることがある。気になる場合は切り落とすか他の商品を探して欲しい。
※蓋付のものは視認性が悪くて混乱するので避ける。
・SHARP タテ型洗濯乾燥機ES-PT10C-T
我が家はドラム式洗濯機が入らなかったので、縦型乾燥機付き洗濯機を使っている。タオルなど大量に使うものは乾燥機に、Tシャツや傷みやすい服は通常の洗濯に。ステンレス槽に穴が開いていないのでカビの心配をしなくていい。
乾燥機にかけると大体縮むので注意。乾燥機に向かない素材の服はできるだけ買わないようにする。
※乾燥機を多用する場合、フィルターがすぐ詰まるので毎回確認が必要。洗濯のルーチンに組み込むと良い。
・洗濯物をしまえない、畳めない
パイプハンガー 1連 耐荷重85kg CW3001-95
畳もうとしなくていいのです、洗ったタオルは洗ったタオルの場所に突っ込めばいい、干した服はハンガーをつけたまま収納するとシワにならなくていい。靴下やストッキングは同じ種類の同じ色を10セットぐらい買っておこう。無くしても大丈夫。後から出てきても大丈夫。
細かく分類して整理すると余計なリソースが必要になる。大雑把に分類すればOKな環境を整える。
・洗濯物が匂う、生乾きが気になる
酸素系漂白剤、過炭酸ナトリウムでつけおき洗いする。できるときにやればいい。それよりパナソニックのハイブリッド除湿機に頼ろう。洗濯物の真下に置いておくと、驚くほど乾く。
-物がしまえない、片付けられない、見つからない
・本当に必要な物だけ整理する
できるかどうかは別として、一回断捨離するつもりで部屋を整理してみる。
手順
1.ビニール袋を持つ
2.明らかなゴミを袋に詰め、捨てる
3.不要だが捨てたくないものを大きなビニール袋に詰めて押入れにしまう。
4.季節の服など、今必要ではないものを大きなビニール袋に詰め、ガムテープなどでラベリングして押入れにしまう。
5.整理したい部屋を一度、空にする。
6.必要なものだけ戻す。
7.残ったものを精査する。
押入れにしまったもので、1年使わなかったらそのまま捨てていいものかもしれない。コレクション性のあるもの、大切にしているものは捨てない。記憶を呼び起こすために取っておくものを、人は思い出と呼ぶ。
人からもらった物など、捨てにくいものは写真を取ってから、エイッと捨てよう。
どうしても部屋が片付かない場合、引越しするつもりで荷物整理をするとだいぶ捗る。インテリアのサイトや雑誌を見て目標を持つのも良い。
・片付ける場所を決めてラベリングする
テプラLITE LR30などで物の位置を決めておくと、どこにしまうんだったかなぁ…というど忘れや、探し物の頻度が減って良い。Proは高いのでLiteがいい。※ただしスマホ専用になる
台所にはキッチンと食品、食器棚にはカトラリーと食器、サプリなど口に入る物…と大カテゴリを意識して場所を作るとよい。
・その上でルンバを飼う
ルンバを飼うことにより、部屋を乱雑にしてはいけないという概念が生まれる。
・重要なものにTileをつける
財布、定期入れ、家の鍵などにつける。スマホからタップするとおとで物の場所を教えてくれる。スマホが見つからない場合はTileをダブルタップするとスマホが鳴る。物の位置をどうしても決められない人や、朝バタバタする人におすすめ。
8/1
続編を書きました。