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ディフューザーじゃなくてリネンスプレーがべストだった

前回は「好きな触覚」を自分の生活に取り入れてみた話を書きました。

次は嗅覚です。

前にも書いたんですが、私が大好きな匂いは以前大阪の梅田にあった商業施設グランフロントに入っていたIDEEのお店の匂いです。
たくさんのディフューザーが商品として並べられていたので「これ!」というものが1つあるわけではなく、良い匂いが混ざり合った唯一無二の空間の匂いが好きでした。

それを家でも再現したくていつも2.3種類のディフューザーを飾っていたんですが、やっぱ匂いって慣れるんです。
スリッパの感触なんかは好きな時に足を意識するだけで感じられるんですが嗅覚はそんな訳にいきません。
感じたい時に感じられない。
なぜなんでしょうか。
なので改めて自分が一番幸せだと思う「何かを香る瞬間」を考えてみました。
IDEEの店舗は壁のないオープンな店舗でした。でも近づくとぐわっとIDEEが香る。視界にIDEEの店舗は入っているんだけど、それよりもぐわっと香りを嗅いだ瞬間に「ここに来た」と強く思うんです。
お店の敷地内に足を踏み入れた時でも、お店が視界に入った時でもなく、香りを感じた時に「お店に入った!」と感じました。

ちなみに自分の部屋にいて部屋の中を移動した時にたまーにふとディフューザーが香る事がありました。その時は「良い匂いだな」とは思うんですが、毎回「良い匂いやけど、なんで今なん!?」という気持ちがありました。

私はふいに香るよりも明確に「このタイミングで香る!」という演出めいた決められたタイミングで良い香りを感じる事にワクワク感を感じるんだと思います。
そうなると人感センサーで香るようなシュパっとした奴が私にあっているんでしょうか?でも正直家電は増やしたくない。電池の管理が面倒。
あと、ルームフレグランススプレーはなんかちょっと嫌です。
なんか、床を汚している感じがするんです。
フローリングペタペタ派の私にはなんか合いません。

そこで買ってみたのがリネンスプレーです。
今香りたい!気分を変えたい!と思った時にカーテンとかクッションとか自分の服にスプレーします。これが今のところ満足感が高い。
「欲しい時に香れる」というのがやっぱり良い。
寝る前には掛け布団の表面にスプレーしてから布団に入ると良い匂いのまま眠れます。
今のところのベストはリネンスプレーだけど、いつかあのグランフロントのIDEEを再現できたらいいなぁなんて思っています。

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