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他人が言ってないことは、他人は何も言ってない。

みなさんは本を読む時ってどんな方法で選びますか?
私は図書館で借りて読む派で、とりあえず図書館にいって好きなコーナーとか頭に浮かんだ単語で検索機で検索して、その単語がタイトルに含まれている本をざっと借ります。

こんな感じで借りるので、難しくて意味がわからないまま途中でやめた本もあるし、めちゃくちゃ胸に響いてあとで買っちゃう本もいろいろです。

今読んでいる本がこちらなんですが

こちらの中にこんな言葉がありました。

人の言葉を勝手に予測しない。
他人が言ってないことは、他人は何も言ってない。

自分の薬をつくる

本当、おっしゃる通りなんですよね。

小さな頃「相手の気持ちを考えて行動しよう」という教えを大人にされたり
国語の授業でも「筆者の気持ちは?」とか道徳で「相手の立場になってみたらどう感じる?」とか、いろいろ「自分ではない人の気持ちを想像してみよう」というのはよく言われる事で、私が尊敬しているキングコングの西野亮廣さんも「想像力は優しさ」みたいな事を言っています。
私も自分本位な人は仲良くできないし、相手をおもいやれない人と接するのは疲れます。

でも順番としては「自分の気持ちを確認する事」が先じゃないかと最近思っています。

自分自身の想い、考え、価値観、好き嫌い、周辺の人との繋がり、それらをしっかり自分で認識したあとに、じゃぁ次相手の事考えようかってなる。

まず、自分の事からスタートしていいと思います。
「相手の気持ちを考えて」「相手の立場で」はまず自分の気持ちを考えて、自分の立場を理解した上での話だと思いますが、割と日本ではそこはすっ飛ばして教育を受けるイメージがあります。
相手の気持ちは予想するまでが限界で、真実は本人に確認が取れる時と取れない時があります。
確認が取れないと予想の世界で生きていかなきゃいけなくなる。
それは現実世界を生きれていないのと同じだと思います。

そうなった時に現実世界に足をつけられるかどうかのキーは自分の気持ちです。自分の気持ちは唯一自分の力だけで確認ができます。
(練習はいりますが)
予想の世界でばっかり生きていたら何もできなくなる。
見えないものに怯えて、存在しないものに配慮して、言われてない事に縛られる。
セルフ支配です。
セルフ支配の中で十分に想像力を巡らせたら、ちゃんと支配を解いて現実世界に降りてきてから行動しないといけない。

「こんな風に言われたらどうしよう」
は所詮、言われてない言葉です。
存在してない。
音にもなってない。

そこをちゃんを意識する事が大事だなーと思いました。
良い本を引き当てた!
楽しい!

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