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触覚を感じるーラグの買い方②ー
前回、大満足するラグを買うために足で踏んで気持ちいいと思うモノを考えて見ようと思った、という内容を書きました。
ラグは視覚的にお部屋の雰囲気を変えてくれるインテリアグッズですが「床に敷く」という特性上、日々踏んで過ごすので踏み心地は大切です。
以前使っていたラグは恐らく平織と呼ばれる種類のものだったと思います。
踏むと柔らかいゴザみたいなざらざらとした感触でした。
そういえばまだ子どもが小さい時は子供用のラグを敷いていました。
糸を織り込んで作ったというよりは表面が布に近いもので踏むとふかッとしていたような覚えがあります。
祖父母の家は昔ながらの日本家屋でほとんどが畳です。畳も嫌いではなかったなぁ。でも畳は踏むよりも寝転がる方が好きな気がします。
苦手なのが長毛タイプのラグと冷感タイプのさらっとしたラグです。
長毛はなんだか足にまとわりついてくる感じが苦手なのと、冷感タイプのものは、なんなんですかね。冷え性だからか足元が冷やっとする事自体ネガティブな感覚があります。
あと、なんか水か何かをこぼしてしまっている所を歩いている感覚になるんです。
そんな事を考えていたら、一番好きな感触を思い出しました。
私の父方の家が天理教という奈良県が本拠地の宗教家なので、私小学生の夏休みによく奈良の天理市にある教会に夏休みキャンプみたいな行事で行ってたんです。
そこの廊下の感触が大好きでした。
みんなでならんで雑巾がけリレーをするんですが、足の感触が楽しかった思い出しかありません。
洋室のフローリングとはちがって表面が真っ平ではありません。
ちょうどいい絶妙な木目を感じる仕上げ(浮造りとい言います)で、冬の寒い日でも、裸足でそこを歩くのが好きでした。
そこで、ハッと気づきました。
私にラグはいらないかも。
と、いうことでラグを探すのを止めました。
フローリングそのままで裸足でペタペタ歩いています。
ペタペタ感をちゃんと楽しむために、朝必ずフロアシートで掃除をします。
そして、ボディシートで足の裏を拭きます。
私が今住んでいるのは石川県で、さっきもいった通りとても冷え性なので冬にはスリッパが欠かせなくなるのですが、裸足でいける季節の間はこのルーティンを続けて足の感触の心地良さを感じていけたらと思いました。