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環境をコントロールする

前々回の記事で

自分が五感を感じる事を始めていって自分を取り戻せたと感じた時に、自分にどんな支配がかかっているかわかるかの実験する事にしました。

と書き、その後自分が好きな感触が「フローリングをペタペタ歩く事だ」と気付いたので、ラグを新調しようと思っていたけど、やめたーという記事を前回書きました。

この時にまた、気づきがありました。


「環境が人を作る」という言葉を聞いた事がありますか?
昔も今も少し、人が取る行動とか価値観、性格みたいなものは「本人の意志」だと思う人が大半だと思います。
ですが、この本の

始まりの文章

環境を作りコントロールしないと、環境に作られコントロールされてしまう。ーマーシャル・ゴールドスミスー

FULL POWER

この文章を見てなんだかドキッとしました。
セルフ支配の根源ってこれですーと言われた気がしたからです。

読み進めていくと腑に落ちる事ばかり。私は本を読むときに気になった所や大事だと思った所に付箋を貼るんですが、この本は付箋だらけで逆に何がなんだかわからなくなっています。

この本で言っているのは環境を整える事。
その中に「模様替え」の話も出てきました。その時に自分が五感を優先して床のインテリアの方向性を決めた事を思い出しました。
そして
「一番自由に変えられる環境って自分の部屋かもしれない」
と思いました。

「環境でが人を作る」という言葉を何度も聞いて、その成果が実証されていても、なかなか実行しようという気持ちになれないのは「環境を変える事のハードルがそもそも高いし、変えられる環境は限定される」からだと私は思います。

一口に「環境」といっても、その言葉が持つ意味はとんでもなく広いです。
住んでいる国、地域、家族構成、友達、同僚、緑の多さ、ビルの多さ、人口、特産品、文化、習慣、自身の身体的な特性、土地の特性、家の形状、家にあるインテリアなど
全て「環境」です。
特に年齢によって変えられるものが大きく違います。
子どもの内はなかなか変えるものが少ない。
また、金銭的な事情も環境を変えようとした時の影響が大きいと思います。

ただ、自分のお部屋だけは「環境」の中でも一番自分の自由に変えられる場所なんじゃないか。
そう思いました。

なので、「自分が五感を感じる事を始めていって自分を取り戻せたと感じた時に、自分にどんな支配がかかっているかわかるかの実験」を、これからは自分のお部屋のインテリアを中心にしていきたいなと思います。


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