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視覚に関して思う事

「自分が五感を感じる事を始めていって自分を取り戻せたと感じた時に、自分にどんな支配がかかっているかわかるかの実験」を始めた時に一番最初に思った事は
「視覚は一番最後にしよう。いや、むしろ視覚はやらなくていいかも」
という事です。

理由は一番影響が強いから、且つ一番脳が錯覚を起こす感覚だからです。
私は昔から目がよく、高校時代は両目とも裸眼で1.8ほどで今はだいぶ下がったなぁと思うんですが、それでも1.5と1.2あります。
(老眼が怖い)
専門学校では建築を学び、商業施設の内装をてがける設計事務所やオフィスの内装デザインにする会社に勤めたり、趣味でよく美術館にもいくし、美術の勉強も自分なりにしてきました。
そこで知ったのは目の機能の良さです。
とんでもなく目ってすごいんです。

iPhoneってめっちゃカメラ綺麗ですよね。
iPhone15のカメラの画素数は4800万あるそうです。
じゃぁ、人間の目の画素数は?というと、なんと5億7600万。
画素数が全て、ではないんですがすごい差です。
そして、何よりもすごいのがやっぱり”脳”の補正力です。

補正力すごすぎて、ないものを補いすぎるし自分が見たいようにモノを見ちゃう。
なんとも手強い感覚なんです。
それはやっぱり、視覚が一番危険を回避するために、命を守るために必要な情報を得る手段として有能だからだと思います。
そして、言葉が通じなくても生きる世代が違っても「伝えたい事」を伝えるのにもとても有効な手段です。

私が自分の視覚を優先してラグを買った結果、生活をする上では満足度が高くなかったという話を前回しました。

触覚で「フローリングがベスト!ラグは不要!」となったわけですが、じゃぁもしここで「フローリングが選べたとしたら」最後はやっぱり視覚に頼ります。
(あとは金額)
結局どれだけ触覚や聴覚に神経を集中しても視覚情報のインパクトにひっくり返される可能性というのは低くないと思います。
なので、五感の中でも視覚に関して集中する事は少し先かなと思っています。


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