見出し画像

触覚を感じるーラグの買い方ー

前回の記事で

五感を使って何かを感じる事は自分の感覚を確認する最適な方法だと改めて感じています。
それだけで自分を取り戻せる!とまでは言えませんが、最初の一歩として最適だと思いっています。

と書きました。
とはいえ今、私は私自身をセルフ支配をしちゃっているのか、自分にどんなプチ支配があるのか自分ではわかっていません。
なのでまず、自分が五感を感じる事を始めていって自分を取り戻せたと感じた時に、自分にどんな支配がかかっているかわかるかの実験する事にしました。

私はファブリックが好きです。
昔から部屋の模様替えが好きで、それを理由に建築の専門学校に行って、仕事も内装のデザインに関わるようなお仕事をした事もあります。
シンプルな家具でも、ラグを華やかなものに変えるだけで空間の印象ががらっと変わるんですよね。
なので、前住んでいた家では見た目重視で選んだラグを敷いていました。
好きなブランドのセール品の中にすごく素敵なものがあって、運命だ!と思い即決。
そのラグがある事で一気に華やかなリビングになりました。
視覚的には大満足です!

ただ、全てにおいて大満足!とは言えません。
その理由を説明しようと思ってもうまく言語化はできませんでした。
でも今は言語化できるようになりました。
少し前にもこの記事でお話しましたが

私は建築物に使われている木を触るのが好きです。
生きてる木、というか皮がついているのは苦手で、製材して皮を取って表面がツルツルさらさらになった木に触るのがすごく好きです。
癒されます。
触覚について、もう少し知識が欲しいなと思い、この本を読んでみました。

この本の中で触力検査というものを知りました。
触感というのは皮膚で感じるものなんですが、皮膚って全身にまとっていますよね。
他の感覚は鼻とか耳とか口、目と1つの器官で捉えるものなんですが、触感だけは違います。手でも背中でも足でもどこでも感じられるんです。
そして「手の皮膚」「背中の皮膚」「足の皮膚」は全て同じ感覚ではありません。
その事に気付いた時「触って気持ちいいと思うのが必ずしも踏んでて気持ちいんではないんだな」と気付きました。

今はもう引っ越してあの時買ったラグはさよならしました。
胸を張って「大満足!」と言えるラグを探そうと思ったので引っ越しを機に
処分しました。
たまにネットショッピングでラグを検索していたんですが、なかなか決まらずにいた時に触覚の本で皮膚の事・触力検査の事を知り「ラグはネットで買うものじゃない!実際踏んでみて買わなきゃ!」と思いました。

ラグを直接買おうと決めましたが、手あたり次第にお店に行ってラグを踏み続ける訳にはいきません。
ある程度絞ろうと思い、足で触れて気持ち良かったものって今までなんだろう?と考えました。

このお話、少し長くなるので続きは次回

いいなと思ったら応援しよう!