はやいとこ断舎利しとこ。

ここ数年、あちこちを片づけ分別廃棄。っていうことを
ずっとやっている気がする。
特に田舎暮らしの最初のハードルって
住む家の片付け廃棄から。。。

最初の家は
納屋に全てぶちこまれていて、
それも誰かが全てコンテナにまとめて捨てるからって言ってしまったから
分別されずに４５Ｌの袋に詰め込まれて山積みになっていた。

結局。。。
コンテナに入りきる量ではなく、
燃やせるものは燃やして、自分で捨てられるものは捨てて、、という
再び袋を開けて分別しなおすという
ものすごく気分の悪い始末になっていた。。。。。。

使う古しの靴とカメラとハンガーが一緒に入った４５Ｌを開けて、
という延々と分別してゆく作業。

わかるよー。
時間無いし面倒くさいし、後回しにしたいもんね！
他人（家族でも自分以外ということ）の物を捨てるって。

なわけで
義理の祖父が他界し、祖母は病気もあって施設に入りっぱなしの家を
ここ１週間は片付けています。。。

自分の体がデトックスマックスで全身赤班。
痒くてたまらず、蒸し暑いし気も滅入るので一日２時間とか決めて
ゴミの収集に合わせて
ぼちぼち進めている。
それくらい、時間に余裕みてやらないと
ほんときれいにならないし
永遠に終わらないから。

片付け分別廃棄していくと
その人となりの人生が見えてきて
え？４０年くらい前の健康診断結果とかのファイリングまだ持っててなんか意味あるのか？とか
同じ写真の入ったアルバムが８冊あるとか、
おそらく人生で一回もタオルを捨てたことが無い！と憶測されるくらい
使い古しのタオルがそこかしこにしまわれていたり
頂きものの高価なものほど箱に入れたまま仕舞われて
錆びつくかカビているか、臭くなってるか、で価値が下がっている。
そして身の周りにあるものはほとんど１００均のものばかり！
こんなにホチキスの芯があるけど！
こんなにファイルがあるけど！
もう聞く機械もない、カセットテープでお城が出来そう。。。

１軒まるごと片付けるって気が遠くなるけど
１週間でだいぶ捨てた。
ていうか、殆ど捨てた。

父が他界したときも、家族全員必要ないものばかりで、
ぎゅうぎゅうに瓶に詰め込まれた干したミカンの皮とか
出すのすごく大変だった（笑）。
分別するのに、ミカンの皮出さないと捨てられない。

一番捨てるのが面倒で大変なのが、アルバム！！！
特に昭和時代の赤ちゃんのアルバム。あの正方形で分厚いやつ。
それと、結婚式のデコレーションされてある分厚い台紙に挟まれた
大きな集合写真！
旅行の写真とかも、全てアルバムに収めてあるけど本人たちは見返すのか？
私自身のは見返さなかったからだいぶ捨てた。

写真類は生きているうちに整理しましょう。
特に前述の大きなアルバム！
もう慣れたけど、
亡くなっている人の写真を捨てるのはまあいいとしても、
生きてる人達の写真捨てるのって良い気持ちはしない。
この人誰？とか出てくるしね（笑）

あと、同じくらい困るのが、
剥製。。。
ペットの剥製とかほんとえげつない。。。
本も重たいから、
リサイクルショップに持っていくとか
生前から早めに軽くしておいたほうがいいです♡


一塊、ゴミが減ってゆくたびにスッキリとしてゆき
滞った空気も爽やかになっていく。

そういう私も
祖父たちとは別の種類だけど荷物が多い。
制作物にいろいろ手を出していると、ほとんど材料なんだけど、
作ればお金になると思うとなかなか廃棄できないのだけど、
ちょっとずつ捨てている。

自分が死ぬときには
トキメクものだけに囲まれていたい思う。

なのでこの夏は自分の荷物も徹底的に断舎利していく。

昭和から平成、令和と続き、
物を沢山持っていることが豊か、みたいな時代はもう古い。

ステータスだけに縛られていることも古い。

自分にとって
どういう生き方が一番幸せなのか、
うまくまわっていくことなのか。

もうそこしかない。

私の体に出ている赤班は
これまで出して来れなかった感情の溜まりであり、
溜まった毒だと思っている。

痒いのは本当に辛いので
もう他者を優先させず自分を優先させる人生でと
揺るぎなく宣言する。