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クリエイティブに生きたい方へナーラーヨガのすすめ⑤
私の敬愛するインドの聖者
ヴィヴェーカナンダジの話から膨らみ古典ヨガの話に。
前回までの記事はこちら
今回は、古典ヨガの4つの道についてです。
ヴィヴェーカナンダジが欧米に広めたヨガの叡智は、4つの道がありました。
①バクティヨーガ
信仰と信愛のヨガ
②カルマヨーガ
行いのヨガ
③ラージャヨーガ
王様のヨガ
④ジュナーナヨーガ
知恵のヨガ
この4つの道を欧米で紹介した所、
③ラージャヨーガが大ヒットしました。
残念なことに、ラージャヨーガがヒットした理由は、神通力のような特別な力が使えるようになるからというものでした…😅
ヨーガは、神秘体験ではなく、科学です。
神秘体験に溺れると、心が自由になるのではなく、逆に弱くなるので、ご注意ください😊
溺れない程度に。
そこで、ヴィヴェーカナンダジは、ラージャヨーガを詳しく知りたければ、パタンジャリのヨガスートラをすすめました。
パタンジャリさんは、紀元前2世紀頃の方です。
今のハタヨガのヨガ哲学というと、ヨガスートラが出てくる理由は、このような時代背景があります。
西欧社会の個を大事にする自立した生き方には、ラージャヨーガは、ピッタリですし。
日本においても現代人は、個の軸で生きられる時代です。
そういう意味では、ラージャヨーガおすすめです。
ラージャヨーガの1番の目的は、
あなたは、心や身体ではないと分かるために、心を沈めます。
その結果、あなたの内側(ブラフマン)にグーッと繋がる集中力を得ることができます。
もちろん!最初は、様々な考えが湧き上がってきます。
その考えを押さえ込もうとすると、心は反発します。
まずは、心がざわめくことを見てあげると、徐々に落ち着いてきます😊
私たちは、知らず知らずのうちに心に偏った歪んだ概念を正しいと決めつけて、生きづらくなってしまいます。
その心の苦しみは、見てあげると、二元性から一元性へと結合して、囚われなくなります。
ラージャとは、王様
本来、王様は、人のために、王国のために生きるために、ご自身の心や身体の本能のままに生きてはいられませんでした。
心は、見たものを欲しがるし、欲望は、膨らむのが人の心の常かと私は、思います。
身体は、生命を保持し、子孫を残すことが目的です。
その願望は、私(魂)のもの→私のものではない
と、気づいていくと、心のザワつきは鎮まります。
そして、時代は経ち、今は、多くの方々がラージャヨーガに触れるチャンスが到来しています😊
人々にその力を使っても良いよ!という今は、非常に、ラッキーな時代に生きています。
ラージャヨーガについては、ヨガスートラもたくさん出ていますが、私は、ヴィヴェーカナンダジのラージャヨーガという本をおすすめします。