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子どもが産まれて予想外に嬉しかったこと

次女の育休中は色んな出会いがありました。
その出会いは、子育てをしていなければ出会わなかったであろうものでした。今日はそのことを振り返りたいと思います。

まず、次女の出産後から利用した自治体の家事育児支援サービス。
それは、近隣に住む支援員さんが自宅まできてサポートをしてくれるものでした。私は産後6ヶ月まで、週一回同じ支援員さんに作り置きのお料理をしていただいていました。
その方のお料理は普段私が作らないメニューばかり。自分のお料理の幅も広がりました。
また、その支援員さんは私と同じ2人の娘のお母様で、先輩ママとしても沢山のお話を聞いていただき、アドバイスもいただきました。本当に親切な方で、子どもたちのこともよく可愛がってくれました。近隣に住んでいるということから、地域特有の話(おすすめの病院やスーパー、小学校の話など)をできたのも楽しかったです。
実母や義母以外で、自分よりかなり年上の先輩ママさん(しかも近隣!)の方と親しくなったことがなかったので、本当に良い出会いでした。その後、我が家は引っ越しをしてその地から離れてしまったのですが、連絡は取り続ける仲で新居にも遊びにきていただきました。

次に、長女の保育園のママ友。
長女は生後8ヶ月から保育園に通っていますが、なんと3歳になるまで保育園のママ友が1人もいませんでした。理由としては、コロナ禍もあり保護者間でコミュニケーションをとる機会があまりなかったこと、送り迎え時も忙しないので大して会話しないことなどがありました。
しかし、次女の育休中は保育園が短時間利用になり、お迎えがかなり早まりました。おかげで、降園後に毎日近くの公園へ遊びに行っていたのですが、そこで同じく育休中や短時間利用の同じクラスの子のママさんと会話をするようになりました。
仲良くなったママさんと他愛もない会話をすることはもちろん、長女が今まで以上に公園遊びに夢中になり、運動神経の良いお友達のおかげで遊具で遊ぶのが上手になったのも嬉しかったことでした。
我が家が引っ越した後もそのママさんとは、子連れで遊び場に行ったりするなど、嬉しい関係性を築くことができました。

最後に、これは本当に予想外でしたが、赤ちゃんを連れていることで電車や街なかで沢山声をかけられるようになりました。
特に、私と次女だけで電車に乗っていると、よく中高年の女性(次女くらいの孫がいることが多い)に声をかけられます。「赤ちゃん可愛いね〜、何ヶ月?」といった具合に。その方々には電車で次女をあやしてくださったり、乗り降りで助けていただいたり、空いてる席に誘導してくださったり…本当に優しいお気持ちを沢山いただきました。近隣の子連れにおすすめのお店を教えてくれることも。日本は子どもに冷たい、などと言う声を最近はよく聞きますが実際は温かい方も沢山います。
つい昨日は、シングルマザーとして2人のお子さんを育て上げた女性が声をかけてくださり、お孫さんやお子さんの話をされて、そして最終的には「私は人生大変なこともあったけど、子宝に恵まれた。子育てしてたらいいことあるよ」と勇気づけられました。その方の経験を聞いたあとだからこそとても身に沁みる言葉でした。

こんな感じで、子どもを通じて今までにない、人生を彩ってくれる出会いがありました。
特に今までに出会いが少なかった年配の方々からは、人生に新たな視点を与えてもらった感じです。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、日常の中のそんな出会いが嬉しかったります。


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