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第11回 MN杯【スタートチャージ5/勝利リュウセイ禁止ほか独自制限あり】開催後レポート


はじめに

ミツ(ウシミツドキ)です。
10/21の21時から、デュエル・マスターズ プレイスの非公認大会〈第11回 MN杯【スタートチャージ5/勝利リュウセイ禁止ほか独自制限あり】〉を開催しておりました。
この記事は第11回MN杯の開催後レポートとなります。



大会結果

参加者数は9名。スイスドローBO1形式で、全16試合がスムーズに行われました。

第10回の優勝を勝ち取ったのは、【[闇抜き4c] 極楽解析】を使用された、「SLS」選手です。改めて、2度目の優勝おめでとうございます!

優勝者デッキリスト

他の参加者のデッキタイプ内訳は以下の通りとなります。

【大地サイクリカコントロール】
([光水自然]軸ターボゼニス型、[光水闇自然]軸ヴィルヘルム型の計2名。うち、ターボゼニス型が3位入賞)

【[自然]軸 チェインレックスワンショット】
【[光自然]軸 ペガサス】
【[水自然]軸 進化設計図】
(準優勝)
【[光闇自然]軸 綾丸アガサ(アガサ天門)】
(4位)
【[火抜き4c] エバーローズGホーガン】
【[5c] 呪文メタ鏡サイクルビート】
(各1名)

byeこそあったものの、1位から4位まで全員が3勝1敗。予想外の横並びっぷりでした。

優勝を果たしたのは【極楽解析】。
《極楽! オンセン・ガロウズ》と《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で《龍素解析》を連射し、《不敗のダイハード・リュウセイ》のシールド焼却で〆るデッキです。
《解析》はLMN殿堂カード《ドラゴンフレンド・カチュア》に勝るとも劣らない踏み倒し性能が魅力。通常環境ではあまり見かけられませんが、踏み倒し先であるコマンド・ドラゴンをふんだんに採用し、かつ《調和と繁栄の罠》のような受け札にも枠を割ける、スタートチャージ5らしいパワフルなデッキに仕上がっています。

準優勝は【進化設計図】。《進化設計図》《ルナ・コスモビュー》以外の全カードを進化獣で固めた、非常にユニークな構築です。
通常ルールにおける【青緑設計図】に近いデッキではありますが、《神羅ブリザード・ムーン》をはじめとした究極進化獣が採用されているのが特徴的でした。

続いて【大地サイクリカコントロール】。
3位に入賞したのは《ダンシング・フィーバー》などを採用した【ターボゼニス】の流れを汲むもので、唯一3回戦まで全勝していました。もう一方は《無頼魔獣ギガヴォル》《インフェルノ・ゲート》によるリアニメイトギミックが投入され、MNO殿堂カード《偽りの王 ヴィルヘルム》を運用することに主眼をおいた凶悪さが印象的です。
今回は「大地サイクリカ」のターン跨ぎループが使える唯一のスタートチャージ5大会でしたので、そのギミックを採用したデッキが現れてくれたことを非常に嬉しく思います。

《母なる大地》は【ペガサス】にも4投されていました。
進化元の《ダイヤモンド・クラック》や《勇猛護聖ウォルポニカ》から《無法神類 G・イズモ》などの9コスト帯へ繋ぐサブプランとして機能するほか、いざとなれば《聖獣王ペガサス》をマナへ送って踏み倒し効果の起動にも用いることができます。
この動き自体はナーフ後もできるため、今後の研究・発展と活躍に期待したいところです。

3勝1敗の残り1角は【アガサ天門】。
LMN殿堂カード《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》を軸としたデッキです。1~2枚積みのカードが非常に多い独特なチューニングは、【綾丸アガサ】という登録名に恥じない専用機っぷりの証といえるでしょう。

残る3デッキはいずれも新弾カードを切り札としたもの。
【チェインレックスワンショット】は、《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》から《無双恐皇ガラムタ》と《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》を含む自然獣を一気に連鎖させることによる、STを封じての猛攻が魅力。
今回唯一ドラグナーが採用された【エバーローズGホーガン】では《サイバー・G・ホーガン》の激流連鎖から《不滅槍 パーフェクト》の龍解を狙い、さらに《ホーガン》のブロッカー付与により《天命王 エバーラスト》の攻撃制限解除が自軍全体に及ぶというシナジーが輝きます。
鏡サイクルを軸とした【呪文メタ鏡サイクルビート】は、特に横展開の《鏡面の翼 リブラミラ》、ハンデスの《ミラー怪人 ドテラバラ》、ランデスのヒビキちゃん《爆鏡 ヒビキ》が強力。呪文を多用するデッキからすれば相当に面倒な相手であることは間違いないでしょう。

【グレンモルト】不在というまさかの事態。
一方でデッキタイプとしてはいつも以上に新旧入り乱れ、主催者としてはまったく予想のつかないデッキが活躍を見せてくれました。
次の開催は11月、《大地》のナーフ後にどんなデッキが現れるのか、そして……といったところで、非常に楽しみです。



MN殿堂(禁止・制限)について

スタートチャージ5という特殊な環境下でのデュエルを楽しんでいただくため、「MN殿堂」と称し、全3種の禁止・制限ルールを施行いたします。


リミテッドMN殿堂

L(リミテッド)MN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。

今回、新たにLMN殿堂に指定されるカードはありません。


MNオーバー殿堂

MNO(オーバー)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。

今回、新たにMNO殿堂に指定されるカードはありません。


MNプレミアム殿堂

MNP(プレミアム)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。

今回、新たにMNP殿堂に指定されるカードはありません。


MN殿堂解除

環境やカードプールの変化を鑑みて、制限が緩和、もしくは解除される場合があります。

今回、MN殿堂を解除されるカードはありません。


MN殿堂まとめ



大会アンケート結果

主催者の大会参加について

「参加人数が奇数の場合、その数の多少に関わらず主催者も参加してはどうか」というご意見をいただきました。
MN杯では、「参加者が7人以下、かつ奇数」である場合、主催者も参加するという形をとっております。
この参加者数「7人以下」という条件は、byeが発生した場合に1人あたりの対戦数が少なくなってしまう、BO3だと待ち時間が非常に長くなりかねないといった理由によります。
一方で8人を超えると、それだけ試合数も多くなり、トラブルが発生する確率も自然と高くなっていきます。主催者の試合中、かつ複数の卓で同時に問題が発生した場合、どうしても手が回らない可能性があります。
つまるところ、主催者の処理能力の限界です。
現在の運営体制ではその不安を解消しきれないため、参加条件については変更なしとさせていただきます。このような返答となり申し訳ございません。

今後、MN杯の参加者数が増加した場合、運営の増員、および主催者の大会参加における参加人数条件の変更を考えております。
具体的には、直近4大会の平均参加者数が16人を上回った際、X(旧Twitter)または私が運営しているDiscordサーバーより、運営メンバー募集を予定しております。
とはいえ実際にそのような事態が発生するかは分かりませんので、今後の告知をご確認いただければ幸いです。



次回開催(第12回 MN杯)について

開催日時

エントリー開始は11/4の0:00、開催は11/18の21:00を予定しております。

大会形式

スイスドローで開催いたします。
今回同様、参加者数が8名以下であるならBO3、9名以上ならBO1となります。



お知らせ

主催者「ウシミツドキ」の「ミノバト」加入について

2023年10月10日に告知がありました通り、公認大会主催団体「ミノバト」に加入させていただきました。

スタートチャージ5を楽しめる場を提供することを目的とし、今後もより頑張っていく所存です。
改めて、よろしくお願いいたします。


スタートチャージ5公認大会開催

「ミノバト」にて、スタートチャージ5の公認大会を計画しております。
最初の開催予定は11月となります。
日時や大会ページ、大会詳細については、今後の発表をご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしております。

フォーマットは「使用非推奨カード」を適用いたします。
MN殿堂ではないため、ご注意ください。

なお、これに伴うMN杯の方針転換などは予定していません。
頻度やルールの変更もなく、これまでどおり開催を続けていきます。
ミノバト公認、MN杯ともに、スタートチャージ5を楽しむ場としてご活用いただければ幸いです。



Discordサーバー

現在、スタートチャージ5の対戦・デッキ構築相談などを目的としたDiscordサーバーを運営しております。
Twitterやnoteの投稿など告知事項の共有も行っております。
よければご参加ください。



おわりに

第11回開催後レポートは以上となります。
MN杯は今後もスタートチャージ5を楽しめる場を提供することを目的として活動を続けてまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

  MN杯主催者 ウシミツドキ

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