【セイヤ編】恋と深空ストーリー考察
こちらでは、セイヤにまつわるストーリーのあらすじ&考察を書いていきます。
⚠恋と深空のネタバレありです。
■舞台背景
セイヤのいるフィロス星の世界は、中世のヨーロッパのような外観に宇宙戦争が存在する。
フィロス星の中の一部地域の国の王ではなく、フィロス星の王が存在している。
フィロス星に住む人々は星核がある限り永生であるが、それは一部の人々の犠牲の上に成り立っている。
星の心が空になっているために、星にエネルギーを送り続けなければならない。
タイムトラベルの宇宙船、星間パトロールがあり、騎士団を率いての遠征先は宇宙。
フィロス星系内で戦っているのか、星系外へ出ているのかは不明。
宇宙で戦争をしているということは、星同士が、我々の感覚で言う国のようなものなのだろう。
中世ヨーロッパ的、尚且つ、宇宙へ戦争をしに行っているところから、フィロス星になる前の過去の地球だった頃から、
この宇宙は、惑星レベルの王政の世界であり、それがそのままフィロス星に引き継がれていると考えられる。
そのため、セイヤがロールバックした現代的なメインストーリーの地球とは、元から別の時空の異世界である可能性が高い。
●ロールバックの中国語が回溯 で、Google翻訳でバックトラックと出たことによる、ゆるい考察なのですが、
宇宙船ロールバック号は単に過去に戻るのではなく、宇宙船の人工知能などを使って最適解のある時空に向かう宇宙船とか。(宇宙船のAI音声が未来に起こる事を推測案内して、回避しているシーンもありましたし。)
この場合のバックトラックとは、主人公が変数、つまり主人公は存在X、創生の根源的エネルギーで何にでもなれる存在X、であり、その最適解として現れたXの時空へワープするということになります。
簡単に言うと、主人公は、仙人や星や生贄など、いろんなキャラや存在などになれる変数Xで、
バックトラックの最適解は、セイヤの星の問題を解決してくれる存在となる主人公の特定のキャラ、みたいなものです。
おそらく、セイヤたちの最適解は、フィロス星も存続でき、主人公が星の餌にならず幸せに暮らせる変数キャラとして主人公が存在している、はず!! です。。(希望)
●とはいえ、もともとのロールバックするはずだった目的地として考えられるのは、おそらくフィロス星から辿れる過去の地球が一番可能性としては高いかなと思います。
それで、ワープポイントをミスして、フィロスから辿れる過去ではない地球に来てしまった、というのが、一番あり得るかな、と。
※別時空である他の可能性としては、未来人がロールバックすることにより、以前の地球とは違う別時空の惑星へと分岐した可能性も考えられますが、
今回の考察では、以前に書いたローディング画面の考察にある、2つの地球の軌道の矢印の向きが逆向きであることも踏まえ、様々な点から、フィロス星の過去とは別の時空の別の過去の地球という説を取ることにしました。
※あ、あと、彼たちは同じフィロスという名の星に住んでますが、名前が同じなだけで別の星というか、別々の時空に住んでると考えてます。
つまり、
・レイのところではアスタが主人公のエネルギーを吸い取っていて、
・セイヤのところでは星が人間のエネルギー吸い取ってる、と。
・ホムラのとこは吸い取ってません。で、海が干からびてます。
彼一人につきそれぞれのフィロス星ということで、考察しています。
秘話◆流星の降る夜
地球の地核が消滅し、地球が解体し、その陸地を人工星核で繋ぎ止めてフィロス星が作られてから214年。
主人公の通う学園にセイヤが転校してくる。
セイヤは、王太子として護衛に守られながら特定の場所にしか行けないような不自由な暮らしを受け入れていた。
そのことは生徒たちには知られていない。
セイヤの周りにいる護衛ことボディーガードに囲まれ成績優秀で謎が多い不思議なセイヤを、主人公は好きになる。
フィロスに住む人々は、人工星核が消滅しない限り永遠の命を持っている。
しかし、主人公は珍しい先天性の病気、コア介入症(心臓がどんどん衰弱していく不治の病)を患っている。
セイヤが転校してきてから3年後。
先生が100年に一度の流星雨が見られると話し、主人公は、
「100年に一度の貴重な流星雨だ。もしそれを好きな人と一緒に見られるなら、人生に思い残すことはない。」と思う。
長く生きることを諦めている主人公。
主人公は、護衛に囲まれた生気のないセイヤの姿を見て、思わず呼び止めて護衛から連れ出して逃げ出す。
主人公は、病気のために一緒に見てもらいたくはないので、病気ことは言わず、勇気を出してセイヤに流星雨を一緒に見ようと誘う。
しかし、そこにはいけないと言われてしまう。
主人公とセイヤは交流を深め少しずつ仲良くなる。
そんなある日、主人公は、剣術の練習中に倒れ、病気のことをセイヤに知られてしまう。
セイヤはそれまで嫌々ながらも受け入れていた不自由な暮らしを変える。
セイヤは、もうすぐ死んでしまうかもしれない主人公と一緒に流星雨を見るため、チョーカーをつけ王族の義務を果たすという不自由と引き換えに、行動の自由を手に入れる。
主人公とセイヤは流星雨を一緒に見る。主人公はお願い事をする。
彼女が諦めていた生きることを、そして、彼が諦めていた自由を。
主人公はセイヤに剣に付ける星の飾りを渡す。
セイヤは自分の自由を願ってくれた主人公の病気を治すために、怪我を負いながら主人公に必要なコアを手に入れる。
しかし、時すでに遅く、主人公は失われる。
伝説◆指間の流星
流星の降る夜から、数千年後のフィロス星。
セイヤは王を引き継ぐ者として光の剣を継承したとき、王と王女は星の餌にならなければならないと知る。
彼は、こっそりと星間パトロール船に乗り、他に住める星を探す。セイヤは愛する人とフィロスから逃げだし、他の星に移り住むことを考える。
主人公は、セイヤのことが好き。しかし、突然行方不明になったり、星の飾りを見てぼんやりしているセイヤを見て、彼が誰か他に好きな人がいるのだと思い暗い気持ちになっている。
星の飾りは自分が過去にあげたものだが、一度死んで生まれ変わっている主人公には記憶がない。
セイヤはセイヤで、主人公がキノアと親しくしているところを見て、主人公がキノアを好きなのだと勘違いしている。
王太子擁立式典のために出かけたセイヤだったが、結局擁立式典は行われず、セイヤは姿をくらます。
しばらくして王は亡くなる。
主人公が学校を卒業し二百年後。
主人公は、数千年前からある「星降の森」という人喰い森で闇に落ちる。
そばにいたセイヤが助ける。
行方をくらましていた理由を何も話さないセイヤに、主人公とキノアは仮病を使って聞き出そうとする。
主人公が不調と知り、心臓か? と心配するセイヤ。
彼が話さなかったのは、仮説に過ぎないからだった。セイヤは、二人にどうして行方をくらましていたか、打ち明ける。
星の心が空っぽであること、それを満たすために王族や何人もの人間が犠牲になっていたこと。
そしてさらに彼は、二百年前の王太子の擁立式典の前に、王族は星に餌を送るのをやめたと知る。その理由は「完璧な餌」である人物を見つけたからだった。
その人物はセイヤの好きな人だった。
彼は愛する人を失わないように、フィロス星から他の星へ逃げることをやめ、フィロス星が餌を必要とするようになった原因を探っていた。そして、根本的解決をするためには過去へタイムワープするしかないと。
セイヤから、好きな人が星の餌にならないために過去へ戻るという話を聞いた主人公は、自分とは別の好きな人のために過去へ戻るのだと思い、セイヤへの好きという気持ちを抑える。主人公は、ものごころつく頃から王となるセイヤを守る騎士を目指していたが、自分はフィロスを守るためにここに残ると決め、別れを告げる。
セイヤはセイヤで、主人公に他に好きな人がいると思っている。
実際は、二人は両想いだが、すれ違ったまま、しかし、フィロス星を守るという同じ方向を向く。
主人公はフィロスの女王として星にとどまり、セイヤはロールバックⅡ号に乗り過去の地球へと旅立つ。
秘話◆世を過ぎゆく
フィロス星の問題を解決するために宇宙船ロールバック号に乗り地球へ向かったセイヤたちロールバック隊は、ワープポイントのミスにより、深空トンネルがブラックホール化し、目的のポイントから大きく外れた214年前の別時空の地球へ墜落する。
彼らは、地球に墜落してから、214年の月日が流れる中で、正体を隠し、人々とはあまり関わらないよう転々と移り住みながら暮らしていたが、地球人に歓迎され、徐々に地球の暮らしに馴染み、ほとんどの隊員は、ロールバック隊を辞めていった。
キノアもケーキ屋のベッキーに恋をしてロールバック隊を抜けることに。
2043年、ワンダラーが現れる。
セイヤは月影ハンターとして当時7歳の主人公を見つける。
❖メインストーリー
セイヤは、主人公の深空ハンターのパートナーになる。
セイヤは始め、主人公と距離を取りながら、様々な問題を一人で解決しようとする。
セイヤのチョーカーが危険サインを発して、2人で協力してワンダラーを倒す。
モモコがやってくるとすぐに姿を消すセイヤ。
7号禁猟区で、主人公のパートナーとして呼び出されていたが、セイヤはひとりで禁猟区に入り、主人公と関わらないように仕事をこなす。
そこへ主人公が現れる。
セイヤは、キノアの言う通り主人公に再会して冷静でいられなかった。
フィロス星の星降の森に似た、人喰い森の7号禁猟区にいる主人公のことが気になり、ループする森は抜け出そうと思えば光で抜け出せるのだが何度も迷い、
最終的に開き直ってパートナーとして一緒に行動するようになる。
セイヤは、フィロスの主人公とそっくりな主人公に、うっかりフィロスでの記憶がないのかと、引力錨のことを尋ね、覚えていない主人公に少しがっかりしてしまう。
・
セイヤは主人公のエーテルコアを狙うハンチングハットを殺し、蟻の巣へ向かうと、そこへ主人公がやってくる。
主人公とセイヤは何者か(EVER?)に狙われているため、彼は光で移動しPhiloに向かう。
そこはかつてベッキーが働くケーキ屋だった跡地。裂空災変後、そこでキノアが花屋をやっているとセイヤが現れ、キノアはロールバック隊に戻っていた。
キノアはセイヤが連れてきた主人公を見ると、フィロス星での主人公とそっくりで驚いて固まる。
地球人でフィロスの記憶などない主人公に、フィロスの主人公を重ねてしどろもどろになるキノア。
なんとか、正体をかくしながら、主人公の偽装工作を手伝う。
セイヤは主人公に潜入するための演技の助言や、発信機や毒薬や免疫剤などを渡す。
主人公が去った後、セイヤとキノアは、不介入原則の話をする。
彼らは元々この時代にいなかった人間として、時間の流れとともに消えてしまうのでは、と。
・・・
公式動画◆セイヤ
全てが解決し、セイヤは地球に残ることを選ぶ。フィロスの過去の地球ではなく別の時空の地球なので、消えずに生きている。はず。
(動画ではCDプレイヤーで、「暖かい夜の章」ではセイヤの部屋にはレコードが置かれていたのが気になるけど……。動画は主人公とセイヤが一緒に暮らしている部屋……かな?)
キノアはロールバックⅡ号に乗りフィロス星存続のための何かを携えてフィロス星へ帰航する。
……かもしれない。
【考察】
●セイヤのチョーカーについて
以前の記事で、フィロス王が亡くなった理由について、王は星を維持するために光のEvolを星に与える役割があるから、と考察しました。
「流星の降る夜」では、主人公と出会う前のセイヤは王太子として護衛に守られ、おそらく子供の頃から自由に行動できない人生を受け入れて、自由を諦めて生きています。
セイヤは幼い頃から、王族であると同時に、強い光のEvolを持つ王となる者として星にエネルギーを与えなければならないため、大事な燃料候補として確保されていたのだと思われます。
そんなわけで、セイヤは、自分がとうに諦めきって不自由でいた事から、手を差し伸べて連れ出してくれた主人公に惹かれます。
そして主人公と一緒にいる為に、彼のEvolを確保する装置をつける事と引き換えに、それまで諦めていた行動の自由を手にしたのだろうと思われます。
しかし、実際に装置には、チョーカーにどういう機能があるのか、はっきりは分かりません。
見た感じ、
・Evolを使い過ぎた時に警告の赤い光を発する
・Evolが少なくなりすぎると、強制的に身体がスリープモードになり回復を促す
・近くに星の磁場や引力錨があったりでEvolを吸い取られていると警告したり?
・必要になったときの為に、Evolを溜めておける
とか?
・他にも何か機能がありそう。
・定期的に星の心臓にEvolエネルギーを送信する……とか??
あと、たまに、これから戦いでEvol消費するぞって時に、スイッチ・オフしてる感じなので、オン・オフはできるっぽい。
などでしょうか。
●星の磁場、引力錨
「指間の流星」の王宮の床や部屋に、星の磁場と同じマークがありました。
同じマークという事は、フィロス星の王室と星の磁場の仕組みが同じってことなんでしょうかね、たぶん。
セイヤは、メインストーリーのときに光で引力錨の菱形が連なった模様を描いて、覚えているかどうか主人公に聞いていたので、引力錨もフィロス星にあるのかも、と思ったのですが、伝説では引力錨の存在は話されていません。
王宮の床にある模様の菱形の部分が、引力錨と全く同じ菱形であることから、セイヤは引力錨そのものではなく、床の模様について覚えているか聞いた可能性が高いです。
私はメインストーリー地球はフィロス星の過去の地球ではない説で考察していますが、星の磁場と王宮の模様の共通点を見ると、メインストーリーの地球はセイヤが住んでいたフィロス星の過去の地球かな? って思えてきます。
でも、フィロスから来たフィロス人が星の磁場や引力錨などを作ってる可能性もありますし、人為的なものではなく同じシステムだから同じ模様になった? など、今のところ、どのような理由で同じなのか、ちょっと分からないですね。
それより、ここで重要なのは、セイヤは、知ってるか? ではなく、覚えているか? と聞いていることです。
これは、メインストーリーの主人公にフィロスの主人公を重ねてフィロスでの記憶はないのか? と聞いているのだと思います。
主人公に再会したキノアの混乱した様子を見て呆れていたセイヤも、キノアに、お前も冷静でいられなかっただろ、と突っ込まれていましたね。
その時は、そんな冷静でない時なんかあったっけ? と私は思っていましたが、こうして振り返ると、かなり混乱してる様子です。
この、7号禁猟区のシーンでは、
始め、セイヤは深空ハンターのパートナーとして主人公の前に姿を現すこともなく、また、主人公に出会っても他人の振りをして距離をとっています。
まあ、もともと主人公は地球人なので、セイヤとは、ほぼで初対面ほとんど他人なんですけど。中身は同一人物なので。
7号禁猟区でセイヤが一人でワンダラーを倒し主人公に見つかったあと、主人公の話を聞きながら、セイヤはしばらく自分の剣を触っていました。
星降の森とよく似た7号禁猟区で主人公にで出会い、フィロスの授剣式での事や、星降の森でのフィロス主人公の記憶が蘇ったのでしょうか。
そして、好きな人と同じ姿をした主人公に、やはり冷静でいられなくなり、セイヤなら飛んで目的地まで行くこともできるのに森をグルグルしてしまいます。
結局、セイヤは主人公が心配で置いていけず一緒に行動します。フィロスでは、星降の森に主人公は喰われそうになっていましたから、心配なのも当然ですよね。
そして、フィロスのことは未来なのにフィロス主人公の時の記憶はないか、と聞いてるセイヤ……。可愛いシーンでした。
●月とセイヤ
7号禁猟区の中で、主人公がセイヤを見つけるシーンですが、あそこ、異様なほど月が大きいですね。
私は個人的に、月はフィロス星を象徴しているのではと思っています。乾いた月のイメージは、乾いた土地のフィロス星のイメージにピッタリで、
月に住むウサギは、フィロスに住んでいるセイヤのイメージに重なります。
それで、月が異様なほど大きな、あのシーンは、フィロスでの出来事とシンクロしているように思いました。
かつて、セイヤが星降の森で、ワンダラー化してしまった母である女王を討伐したとき、セイヤはあのように光を翳し、慰めるように悼むように、消し去ったのではないか、と言うことを彷彿とさせるシーンでした……。
追記*Noahについて
以前、まだ私がnoteをやっていない時期に、
恋と深空:Noahとは誰なのか
という、なな@恋と深空さんのnote記事を読んでいたのですが、
その中で、ファン院長の英語名がDr.Noahと書かれていました。
それを読んだ当時の私は、あまり深く考えずゲームをプレイしていたので、ノア??キノア???状態で、もう一度、秘話などを読み返しました。
それで、セイヤ秘話のシーンは、スマホで会話していて“Noah:”と記されているので、セイヤのスマホに相手の名前がNoahと登録されているということらしいと分かり、その後、
世界の深層などの内容から、Noahはキノアの事だと思われたので、キノアのあだ名がノアかも? それとも、苗字と名前でキ・ノアとか……?
と考えました。
ノアと言えば、ノアの方舟を思い出します。なので、宇宙船がノアの方舟のような存在だと意味しているのかな?
あと、Dr.ノアことファン院長は動物を助けています。
ノアの方舟のノアも動物を方舟に乗せて助けてるし……、うーん、
なんとなく、ノアの方舟的な役割、というニュアンスなのかもしれません。
もう一つのNoah↓
セイヤが身につけている、Noah Ⅱという装備は、宇宙船の船外活動時に使うセーフティ・テザー(命綱)のように見えます。
それから、
“ロールバック号の機体名がNoahだったら?”
と言う、ふくろうさんのポストを読んで、
私も、命綱の名前からも、宇宙船ロールバックⅡ号にはNoah Ⅱという名前がつけられているのかも? と思いました。
そのことから、宇宙船ロールバック号とキノアは、ノアの方舟的な役割というニュアンスがあるのかも、と思いました。
なので、キノアがフィロスにロールバック号で帰った時、フィロス星は洪水中!!……なわけないか。
あれ? もしかして、ロールバック号に知能の高い永生のコア化動物乗せてたりするの? それをフィロス星の燃料に……いや……まさかね……。
追記2
追記3*何故キノアだけフィロスに帰るのか。セイヤのフィロス星主人公への想い。
フィロス星にいるときのセイヤは、「フィロス星の主人公はキノアのことを好きだ」と勘違いしてるようだったので、地球では、キノアのことだけはフィロス星へ送り返す、と決めてるのかなあと。
フィロス星で、主人公が「私が他の人の騎士になって、他の人のそばに行くのは嫌だって言ってたよね」と言ったときに、セイヤは「誰にでもそういう幼稚な時期はあるものだろ」と言ってたので、
単にそばにいたいと思う恋愛感情より、フィロス星の主人公の幸せを願って行動していて。
両思いになるためではなく、彼女の幸せと、彼女が大切にしているフィロス星とかキノアとかのために、地球で色々とやってるのかなあと思ってます。
あ、そうすると、「星の音」でセイヤが「あんたに会いたい」と言っているのが、矛盾しているように感じると思うのですが……。
セイヤは、「流星の降る夜」の初期、主人公と出会い関わる前は、自由に生きることを諦め不自由を受け入れて生きていたり、「指間の流星」の初期では、フィロス星のことは何も解決せずウルル星に逃げようとしていたりと、結構、弱いところのある人間でした。
それで、ロールバック中、船の中で主人公に会えず何日も航行していて、弱い所が出てきたのだと思います。
何もかも投げ出して、主人公に会いたい、ウルル星へ二人で行きたい、という気持ちが溢れている、といったところかな?
主人公と長い事会えなくて、主人公と出会ってなかった頃の弱くて幼い自分が一人になって出てきてる。
セイヤは、主人公から一緒にウルル星に行きたいと言われておらず、フィロス星を守りたいと言われているし、
いろんな問題を解決するために実際は立ち止まれない、でも、会いたい……。
なので、「星の音」の台詞は、星の音というか、本音……と言うより、弱音ですかね。
※メタ的に言えば、フィロス星女王としてウルル星に行きたかったプレイヤーに対するメッセージとか、かもしれないですけども。
分岐で選択肢があれば、そういうルートもあるかもですね。それか限定ガチャとかで。
さらにメタい話をすると、地球を捨ててどこか行ってしまうヒーローというのは、我々地球に住むプレイヤー視点の王道からは外れてるので、メインではあまり考えられないかも…。
追記4*主人公の蘇生と転生の違い
転生になるか、すぐ蘇るかは、死に方が違うからかもと考えています。
コア介入症の症状が出てる時は、かなりエネルギーを失ってて死ぬ間際で、刺されるだけだと、そこまでエネルギーを失わないので、残ってるエネルギーで再生できて、転生までいかないのかと…。
あと、コア介入症と診断されていますが、主人公の場合は、自ら発生したコアなので、一般的なコア介入症とは違います。
なので、「流星の降る夜」では、コア介入症と言われているけど、実際は主人公のエネルギーが星に吸い取られていて肉体的にも維持できなくなり消滅して、それから「指間の流星」で誕生するまでは、再生に時間がかかってからの転生なのではないかなと推測してます。
セイヤがずっと探していた時期が「流星の降る夜」から「指間の流星」の長い期間ですが、
なぜそんなに時間がかかっているかというと、
主人公は人間を形作るエネルギーを失って、一旦量子状態に戻って、人間に形成するのに時間が必要で、その期間、主人公は人間として存在していなかったからだと推測しています。
また、コア介入症のような衰弱した症状もない元気な時期があるのは、まだ、生まれてから、そんなに経っていなくて、星などにあまりエネルギーを取られていない時期で、
エネルギーの消耗が激しくなければ、その残っているエネルギーで蘇生ができるのでは。
なので、星にエネルギーを吸い取られなくても、何らかのきっかけで残存エネルギーが少なくなれば、主人公は死ぬ確率が上がってくると思います。
これは、永世のフィロスで王が亡くなったのと同じ原理だと思います。