17,株価 大暴落
中級者上級者から言わせれば、大暴落は、スリルがあり、また、大チャンスの時でもある。
大暴落は、10年に一度、定期的に来る歴史がある。人間のバイオリズムのように、約10年周期でバブルになったり、景気後退期になったりを繰り返す。その間にも、調整や軽いリセッションは、数年に一度ずつの範囲で訪れる。
正直、いつ来るかは正確には誰も当てられない。どんな上級者でも、大暴落なのか、調整なのか、軽いリセッションなのかは、その時その時で、手探りである。
だが、中級者上級者は、チャート分析📈を徹底的に行い、この暴落の底値を大体当ててきて、その底値あたりで、2,3回に分けて、数十数百万単位で仕込むことを出来る人もいるのも事実。すると、株価の値が2,3年かけて、戻って来る時に、その底値で仕込んで置いた資金が、何倍にもなって増えてくる。ただ、この底値を押し当てるのが、やはり、なかなか難しい。底値だと思って仕込んだが、まだまだ底があったら、5〜10年も這い上がって来れない大暴落も過去にはあった。記憶に新しいそこそこの大暴落は、リーマンショックである。コロナショックも暴落だが、結果的には、リーマンショック級にはならなかった。そして、2000年にあった、ITバブルの大暴落は、今の個人投資家は、まず来ないと考えている。考えてはいるが、ゼロとは言えない。この可能性も、資産を守るためにも必ず考えておかなければならない。とことん攻めている人は、¥1,000万くらいまでなら、溶けて無くなってもの覚悟で、攻めの投資戦略で闘っている個人投資家も少なからずいる。
だが、大半の個人投資家は、かなりリスクを抑えながら運用している人が多い。
自分は、前者と後者の、半分、リスクを取り、半分リスクを軽くしているつもりだが、投資初心者からしたら、どう思われるかわからない w
いずれにしても、最悪の大暴落が来ても、インデックス長期積立投資は、淡々と毎月一定額を積立てていけば、20年30年と時が経てば経つほど、リスクが軽減され、勝てる勝利法であることは、投資の伝統的な良書にも書かれている手法だ。
この最悪の大暴落、100年に一度あるかないかの大暴落が来たら、勝利するのは、忍耐強く、コツコツと、淡々と、継続して、積立てて行った、初級者かもしれない。中級者上級者は、荒波にさらわれ、綺麗に流されていってしまうかもしれない。
だから、中級者上級者でも、コアの投資手法は、おそらく守りのインデックス長期積立投資をしているはずである。