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人生で初めての経験「カイロプラクティス」|エッセイ

先日占いで「初めてのことをしてみましょう!」とあったがもう最近は初めての経験なんて、久しくしていないし、したいことなんてあるかしら?などと思っていた。

しかしまだあった。

普段から整体にはよく行っていたが、カイロというものには行ったことがなかった。

そこで今日、腰痛バリバリの腰を抱えて、カイロに乗り込んでみた。

清潔な店内には、体格の良いお兄さんがすでに1人のお客さんへ施術を行っているようだった。

私は初回のアンケートを記入しながら、ちらりちらりと店内を見ていた。

「こちらへどうぞ。」
とベッドに案内され、施術が始まる。

カイロといえば、首や背骨をボキボキと鳴らすイメージがある。

40分コースの間、いまかいまかと、ドキドキしながらまちつづけ、最後の最後に、肘を重ねるように手を体の前で組んで猫背になるようにと、指示された。

たぶんくる。

ううう。怖い!
これは痛いのか痛くないのかもわからないし、このポーズからどう力がかかるのかもわからない。というか、この人は誰だ?何してくれる?!

という葛藤の中「ボキッ」と背中の真ん中くらいのところが大きく鳴った。

ぜんぜん痛くもないし、何かババーンと軽くなるとかでもなかったが、これが私の初めてのカイロとなった。

ちょっとした怖さとか、知らない人に対する不安とか、そんな感情もしばらく持っていなかったのでそれもまたよかった。

まだ腰は本調子ではないので、また来週行く。

次の初めての体験はなにをしよう?
まだまだ楽しみはつづく。

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稲橋 閃
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