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明日はどこにいるかを決めずに旅立ってはいけない|エッセイ


すでにあの時、運命は決まっていた。

どっちにしろ、ゴールを決めずに走り出してはいけない。これはその教訓のための物語である。

2024年2月26日、私は明日からの香川出張に浮かれていた。一年ぶりの出張だ。深夜まで家を出る準備を整えて用意は万全である。

夜更かしをしたものの、朝は6時には起きて準備を進めた。
11時台の飛行機に乗る予定だったが、空港でお土産を買おうと決めていたので、9時にには新千歳空港へ到着するバスに乗り込んだ。

お土産は早々に買えたので、ポテリコや、きのとやのソフトクリームを堪能した。

ゲームで敵を倒す時も、完全に勝てると確定できるまでしっかりとレベルを上げてから挑むタイプの私は、搭乗時間の40分前には手荷物検査場へ向かった。

続く。



【あとがき】

いま思い出してもキリキリと胸が痛むが、だからこそこの気持ちが、薄まる前に、noteに書こう。そして教訓にするのだ、未来の私よ!

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稲橋 閃
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