サポーター制につきまして

以下の文章は私の大事な方への返信です。

この研究開発費を援助して頂きたい旨、申し上げましたのは、私はもう73でしてこの三月には74になります。私の持つパンの技術を単なるパン作りにとどまらず、新しい製パン法として残すには余りにも時間がありません。

例えば材料費、設備費、のみならず一番感じなのは人件費そして研究機関に調査研究をドンドン依頼しなければなりません。先生もご存知の通り私共デッセムは少人数で経営しております。私の時間を少しでも増やすべく、「人」が欲しいのです。

本来の企業ならば研究開発費は他をあてにすることなく独力で、経営の積み重ねの中でやるべきこととは承知しております。でもこの「新製パン方式」の開発は数年で終えなければなりません。その為には資金が必要です。

では今やっている「シンママさん無償パンプレゼントを止めればよい」とか「おなかの空いた子供達へのパンプレゼントを中止しろ」と思う方もいるかもしれませんが、この活動だけは「パン職人としての社会的意義」を考えた場合に、”貧者の一灯”として続けていかねば、と考えている次第です。

私の重なる我儘を、是非、お許しください。

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