見出し画像

2024.8.18 きみとバンドライブレポ@松山サロンキティ

以前から知っているメンバーが在籍していることもありいつかは…と考えていた

きみとバンド(以下きみバン)のライブに
初めて足を運んだのが
2024年1月の新体制お披露目ツアーだった。

全くもっての“単身参戦”だったので
何とも言えない居心地の悪さや疎外感を
勝手に抱きながら会場に向かったが

ステージにいたのは親近感溢れるメンバーと
温かいファンの方々

一瞬でその場に馴染みライブを堪能出来た。

それはライブ前日に開催された撮影会や
SNSや動画配信などの恩恵も大きかった。

“また行きたい”

そう思わせるには十分すぎるほどに楽しく
そして一体感のあるライブだった。

それから半年が過ぎ再びここに戻ってきた、

2024年8月18日 松山サロンキティ

今回は結成4周年と新曲のレコ発ライブ、
私は迷わず参戦を決めた。

13時30分、定刻通りライブはスタート、

ひとりひとりメンバーが登場する度に
会場から声援が上がる。


オープニングはきみバンの表題曲とも言える
タイトルもそのまま「きみとバンド」

前回1月の愛媛公演では聴けなかった楽曲に心躍る。

独特のグルーブ感溢れる余韻を残しながら
2曲目「スローモーション」へ続く。

きみバンはメンバーのキュートなルックスから
いわゆるアイドル的な目線で捉えられがちだが

演奏はタイトで小気味よくステージ映えする。

それでいて「歌に乗せて」や「きみとふたり」
「さよならリフレイン」と言った

スロー、ミディアムナンバーでもしっとりと
聴かせてくれるので観客を飽きさせない。

そんなきみバンのメンバーは…

音楽以外でも活躍の場を広げている
ドラムの大野真依さん(以下まいちゃん)

元アイドルでバンドとしてリスタートした
清原梨央さん(以下りおちゃん)

途中加入ながら存在感抜群の歌唱力を誇る
森田理紗子さん(以下姉さん)

こちらも途中加入で独特の存在感を放つ
ゆきたん

個性豊かなメンバーで構成され
バラエティ溢れる楽曲で魅了する

正に新世代型ガールズバンド。

その中でも個人的に好きなのが

「レリビ☆」

縦ノリのリズムに乗って会場が一体になる
あの感覚は一度体感すると病みつきになること
間違いなし。

そしてまいちゃんの
「また“あの場所”に立ちたいです」で始まった
疾走曲「あの場所へ」で客席のボルテージは
この日最高潮に。

きみバンのライブの楽しいところは
ステージと客席の掛け合いが多い点

もちろん初参戦でも戸惑うことなく
すぐに覚えられるため一体感が大きい。

その場にいる全員がライブを楽しもうと言う雰囲気が更に全体を熱くさせる相乗効果があるように思える。

途中新曲を挟みながらステージは進む

この日披露された2曲は共にハードで
きみバンの新たな一面を感じさせた。

終盤は鉄板曲「恋のモンスター」
地元でもある愛媛の方言を盛り込んだ
「∞YAKEN」で再び会場のボルテージは上がり

メンバーは一旦ステージを後に。

すぐさま起こる“アンコール!”の掛け声
ほどなくメンバーが再び現れアンコールが
幕を開けた。


アンコール1曲目は“サプライズ曲”
りおちゃんメインボーカルの「ユメコイ」

普段なかなか披露されることがないらしく
この日会場に足を運んだ我々は
貴重な体験をしたことになった。

そしてタオル曲、しっとりバラードと続き
この日のステージは幕を閉じた。

前回はおっかなびっくり、手探りで
ライブのノリ方を模索しながらだったが

今回は心からライブを楽しむことが出来た。


【総評】
きみバンの魅力はライブだ!

そう断言出来るほど音源を聴く以上に
ライブの方が圧倒的に楽しい。

ビジュアルだけで判断してアイドル的な
印象を持っているとその迫力に圧倒される

ステージングも魅せる部分をしっかり魅せ
聴かせるところはしっかり聴かせる

いつも元気にステージを駆け回るりおちゃん
落ち着いた佇まいで説得力のある歌声を聴かせる姉さん

正に“静の森田 動の清原”と言ったところか

そしてバンドの屋台骨を支えるまいちゃん常に会場を和ませるゆきたん

以前から知るまいちゃん
そしてりおちゃんの存在があって
きみバンを聴き始めたわけだが

森田さんの加入は私にとって大きな
“きっかけ”のひとつになったのは間違いない。

このまま大きな目標でもある“武道館”へ向けて
全力で駆け抜けてほしいと願う。

その時は未だきみバンで遠征したことのない私も足を運ぶことになるだろう。

今後も走り続ける彼女たちの背中を
微力ながらでも押せるよう応援していきたいと思う。

いいなと思ったら応援しよう!